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ドイツ日本語補習校 年長クラス教案(2023.11.15)

ドイツ在住の日本語教師です。BW州にある2校の日本語補習授業校で授業をしています🍀

11月第3回目教案(年長クラス)

1限目(45分)
ごあいさつ 
おあつまり
・今日することの説明
・机の上にだすもの:ノート、あかねこひらがな・すうじドリル、筆箱

『板書』
・11がつ15にち
・すいようび
・はれ
一緒に読んで、ノートに書く

【濁音と拗音】
ぎゃ 

この音を含む単語を、わかる人に発表してもらう「ぎゃくてん」

単語を板書
「ぎゃくてん」

みんなで読んでからノートに書く

以下同じ流れ


ぎゅ ぎゅうどん
ぎょ きんぎょ・ぎょうざ
じゃ じゃんけん
じゅ かいじゅう
じょ こうじょう・たんじょうび
びゃ さんびゃく
びゅ びゅんびゅん
びょ がびょう
ぴゃ はっぴゃく
ぴゅ らぴゅた、こんぴゅーたー
ぴょ はぴょうかい



【たんじょうび】
問「あなたのたんじょうびは、いつですか?」
(これまでの経緯)
6人中、5人が自分の誕生日を(日本語でもドイツ語でも)言うことができなかったので、敢えてテーマにしました。
保護者の方にメモを持たせてもらい、それを読む練習。
答「ぼくのたんじょうびは〇がつ〇にちです」

2限目 テーマ《七五三》
おあつまり
ライゲン
読み聞かせ
「ひとつたくさん」(動物、人、果物、皿などの単位がテーマの絵本)

「バムとケロのにちようび」

《テーマ学習》
七五三の写真を見せて「このイベントを知っている人?」
(ほぼ全員が挙手)
「しちごさん」は、子どもが大きく健康に育ちますようにと、神様にお参りしたことからはじまった行事です。

むかしは、今のようにお医者さんやお薬がなかったから、1歳になる前に死んでしまう子どもがとても多かったんだって。(子どもには話していませんが、5人のうちひとりは亡くなっていたそうです)
七五三で貰う「ちとせあめ」は、千歳(ちとせ)くらいまで、この子が大きく(ながく)生きられますようにというお願いが込められています。

工作
「千歳飴袋」


材料
・袋本体(A3の白い紙)
・袋の取っ手部分の紙
・小さな折り紙3色、(七・五・三と其々に筆ペンで書く)
・白い紙(A6~B5サイズ)
・のり
・はさみ
・セロテープ

(前準備)
袋はあらかじめ作っておく
色紙に「七」「五」「三」をそれぞれ筆ペンで書いておく

(当日の流れ)
色紙を3枚ずつ配る
「七五三」と板書して、色紙の順番と向きを確認する
子どもたちがすること
1.七五三と書いた色紙を順番に貼っていく(方向・順番注意)
2.ふくろに、自分の名前と誕生日を書く
3.白い紙を鉛筆に巻き付けて、千歳飴として長い棒をつくる(最後はセロテープで止める)
4.袋にすきな絵を描く

ごあいさつ・終了

宿題
①ノートの宿題(濁点拗音の単語・七五三や着物にまつわる単語)
たんじょうび、ぎょうざ、じょうず、ぎゅうにゅう、くじゃく、ぎゃくてん、じゅうす、いちびょう、はっぴゃく、こんぴゅーたー、はっぴょうかい、びゅんびゅん、しちごさん、ちとせあめ、つる、かめ、きもの、おび、げた、たび

②希望者は、ノートにおうちの人としりとり、えにっき

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