初恋
私の初恋ではなくて、フラワーカンパニーズ(フラカン)の「初恋」について。フラカンのアルバム「世田谷夜明け前」の4曲目に入っている。とても大好きな歌だ。
歌い出しの部分、ギターとベースの優しい音がいい。そして、この歌詞が、すごく好きだ。ボーカルの鈴木圭介さんの声とよくあっている。まるで絵本の一節のような、そんな表現がすてきだ。
自分の初恋がいつだったのか、もう正確に思い出すことはできない。でも、中学生の頃、好きな男の子がいて、そのことで世界はいっぱいだったなあ、となつかしく思う。もう新しい恋をすることはないのかもしれないけれど、この歌を聴くと、初恋に限らず、恋をしていた時の自分を思い出す。年をとっても、恋をしたらみんな同じなんだなあ。
そして、最後の終わり方。余韻を残すような終わり方で、胸にじーんとくる。うちの中学生の息子も、
「この歌、終わり方がいいよね。」
と言っていた。息子、よくわかってる。恋を知っているかどうかは知らないけれど。
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