べテルギウス

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最近の記事

手話のススメ

手話通訳士としてまたコーダとして手話とは切っても切れない人生を送ってきました。 手話は日常的に目にする言語でありましたが、実際手話を身に付け始めたのは成人を過ぎてからの事。 とはいえ、手話通訳士の資格については通常の方よりも早く取得できたのではないかと思います。 コーダであるが故のものでしょうね。 さて、かように手話を常に間近で見てきて、また手話通訳士として活動してきて実感してきたことを書きたいなと思います。 手話は「目で見る言葉」なんですよね。 私達聴者は言葉を耳で聞い

    • 田舎の空き家対策

      空き家問題。深刻ですよねえ。 特に田舎ほど空き家対策は急務だと思いますね。 私の住んでいる地域も空き家の多いこと。 しかしながら何の対策も取られていないのが現状ですね。 空き家対策の難しいところは以下の課題があるからだと思います。 1.空き家の所有者が空き家と離れた場所に居住している。 2.空き家の所有権者が複数(兄弟姉妹など)あり、空き家の扱いに意思統一ができない。 3.空き家が所有者の実家であり、売却するのも賃貸とするのも気が進まない。 4.亡くなった元所有者の遺品や所

      • 田舎への移住、定住

        田舎への生活にあこがれて移住する人も少なからずいらっしゃるようですね。 私自身田舎生まれの田舎育ちで逆に都会に住むことは考えられませんね。 都会の団地とかの集合住宅で5年程度の期間限定で住むことは憧れでもありますが、こんな都合の良い話はないもので、ずーっと田舎住まいとしています。 また、移住者を受け入れている田舎も多いことと思います。 移住者を受け入れたものの当該移住者が結局定住せずに田舎を去ってしまうということも多くある話ですね。 移住者を求める田舎と移住を希望する人。

        • コーダとして手話通訳士として

          ※お願い※ 自分のプライベートなことを書いていますので有料記事としていることをご了承ください。 私は現在登録手話通訳者として、主となる仕事をしながら手話通訳依頼があったとき都合が良ければ通訳を受けるということをしています。 手話通訳士として登録してから早や26年経過してしまいました。 また、社会福祉士の資格も保有しています。社会福祉士としての職能集団には所属していません。社会福祉士としての仕事はしていませんので。

          有料
          300

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          プロ野球について

          プロ野球のペナントレースが始まりました。 昨年はセリーグが阪神の優勝、パリーグがオリックスの優勝で日本一には阪神が輝きましたね。 今年はどうなるのか?わくわくしてテレビやラジオ、球場に直接足を運んでペナントレースを楽しんでいます。。。。贔屓の球団が負けると会社に行く気にもならない。。。。といった方が多いのかなと思います。 さて、私は特にプロ野球については「全く」興味がありません。高校野球は一生懸命な姿などで好感を持てますが、プロ野球はそれほど興味をそそられません。 こういっ

          プロ野球について

          障がい者の自立

          福祉関係の仕事をしていた時に、やたらと耳にしていた「障がい者の自立」です。 何を持って自立とするのか?なかなか定義は難しいですが、単独で生活ができて、お金の心配もなく、住む場所もあるということで定義をして考えてみたいと思います。 あくまでも内容は私個人の考えですので、その辺はご了承ください。 まずは身体障害の方について。 肢体障がいの方については、義肢や義足を使用されていればほとんどの方が自立できているのではと思います。 車を運転される方もおられますし、もちろん家庭を築いて

          障がい者の自立

          2024年問題について

          既に2024年になってしまっているのでいまさら感はぬぐえないですが、2024年問題と言えば時間外規制により流通のほとんどを担うトラックドライバーの労働時間を現在よりも短くすることにより、今でもトラックのドライバー不足なのにこの規制によりよりドライバー不足が加速してしまうというのがざっくりとした内容だと思います。 職業ドライバーはトラックだけではありません。バスもそうですし、タクシーもそうです。更に福祉有償運送事業のドライバーも当たるでしょうし、市町村が運営するコミュニティバ

          2024年問題について

          田舎生活における個人的な提言

          私の住んでいるところは田舎です。 自宅の周辺は山や田んぼや畑に囲まれ、少子高齢化も進んでいます。 小学校も児童数の減少により閉校となっています。 こういった田舎は日本各地に多くあると思います。 地域に高齢者が増えていて、そこで生活する高齢者の困りごとと言えば、「通院」「移動」「買い物」「ごみの処分」などが上げられるのではないでしょうか? 言い換えれば上記の困りごとさえ解決できれば田舎で高齢者も快適に住み続けることができると思います。 以前、移動と買い物についてバスに売店的

          田舎生活における個人的な提言

          日本の政治における憂鬱

          我が国の政治は国民の政治家における信頼度が地に落ちているような気がします。 投票率の低さがそれを物語っているように感じますね。 以前の国会議員は「利益誘導型」の議員が多かったように感じます。 つまり、「地元に橋を架けるぞ」「地元に道路をつくるぞ」「地元に鉄道を持ってくるぞと」といったような議員のおひざ元に公的なサービスを誘導してくることが議員の仕事のような側面がありました。 まあそれもいかがなものかとは思いますが、それでも「地元」の選挙区民に対する愛情は感じられると言えま

          日本の政治における憂鬱

          視覚障がいの方とのかかわり

          以前就いていた仕事の中で視覚障がいの方とかかわりを持ったことがあります。 その中で知ったことを少し書きたいと思います。 あくまでも私の体験の中でのことなのでもしかすると違うこともあるかもしれませんがご了承ください。 さて、視覚障がいの方が一番困るのは「移動」でしょうね。 盲導犬を連れた方もいらっしゃいますが、それはごく少数です。盲導犬の育成も民間団体が行っていますが、資金難もあるようで御苦労されているようです。 多くの視覚障がいの方は「白杖」を手に歩行される方がほとんどだと

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          少子高齢化と日本社会

          私は昭和生まれの高度経済成長期に成長してきた世代でございます。 もう数年で還暦を迎える年齢になってしまいましたが、私の子どものころはまだ少子高齢化という言葉は聞かれませんでした。当時の日本の人口構成は人口ピラミッドではピラミッド型から釣鐘型に変わりつつある世代だと思います。 現在は逆ピラミッド型を形成してしまい、高齢者が多く子どもが少ないといった状態が現在の日本ですね。 そんなわが日本。私なりにこの問題の考察を「勝手に」したいと思います。 さて私が小さいころは田舎でしたが、

          少子高齢化と日本社会

          単なる小噺

          ~彼女の家~ A男 「今夜彼女の部屋へ泊りに行ける。ああ楽しみだなあ。」 B男 「俺も彼女の部屋へ行く予定。」 A男 「お前の彼女はどこのアパート?」 B男 「徹子の部屋」 A男 「・・・・・・」 ~健康診断~ 技師 「こののぞき窓を見てください。どちらが開いていますか?」 A男 「右」 技師 「はい。いいですよ。これはどうですか?」 A男 「下」 技師 「はい。良いですね。よく見えていますよ。次の方どうぞ。」 B男 「はい」 技師 「ではのぞき窓を見てください。これはどう

          地域おこし協力隊

          地域おこし協力隊ってご存知ですか? 以下総務省ホームページより転載。 地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。  具体的な活動内容や条件、待遇等は各自治体により様々ですが、総務省では、地域おこし協力隊員の活動に要する経

          地域おこし協力隊

          障がい者への支援

          昔で言うと養護学校。今でいえば特別支援学校を卒業した人たちの進路はどうなっているかご存知ですか? 障がいといってもさまざまあり、大きく分けると身体障害、知的障害、精神障害の3種類に区分され、手帳も身体障害者手帳、療育手帳、精神保健福祉手帳という手帳がそれぞれ公布されます。簡単に言えばレッテルはりですね。 以前は障がい者は保護をされる立場としての制度でしたが、最近では就労、自立といった支援に方向が向いているようです。 これは好ましいと思いますね。人間だれしも人の役に立ちたい、

          障がい者への支援

          田舎暮らしのリアル2

          現在日本は都会に人が集中しすぎて田舎は人口減少が激しく、限界集落と言われる地区も多く発生しています。 いずれはなくなってしまう自治体もあるかもしれません。 そんな中、田舎暮らしを選択する方も少なからずいらっしゃるようです。 田舎は土地が安く静かで生活しやすい、自然が豊かで人間関係も煩わしくないといった思いを持って生活されるのではないでしょうか。 Uターンや Iターンといった言葉が最近よく聞かれます。 Uターンは田舎で生まれ育って進学や就職をきっかけに都会へ出た人が故郷に帰

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          スギ花粉症

          多くの方がスギ花粉症に悩まされておられることと思います。 今の時期は天気予報にもスギ花粉の飛散状況が示されるくらいですからねえ。 国民病と言っても過言ではないのではないでしょうか。 鼻汁が止まらずぐじゅぐじゅ、目はかゆい、くしゃみは止まらない。薬を飲めば眠くなってしまうといったことで深刻な悩みの一つとなっていると思います。 さて、そんな花粉症ですが原因は当然あるはずですよね。スギ花粉というくらいなので、今の時期の杉の木をみていると枝の先にガッツリ花粉を蓄えで、強風にあおられ