前回のブログの続きになります。

今回は更に奥深く、心理学的観点から別れた恋人を早く忘れる方法をご紹介します。

心理学にツァイガルニク効果というものがあります。
これは、完了したタスクよりも未完了のタスクが頭に残りやすいという心理現象です。

つまり、完了した出来事は忘れやすく、逆に継続案件は忘れられない、ということです。

「恋人と別れた」というのは過去に完了した出来事のように思います。
しかし心の中では、悲しさ、寂しさ、後悔、怒りなど様々な感情が未だ渦巻いていて、あなたの中では完了していない事なのです。

わかりやすく言うなら、まだ引きずっている、言い方を変えれば“執着”にも当たります。

では、その執着を断ち切るためには？

少し荒療治ではありますが、思い切って「元恋人の連絡先を削除する」「元恋人のSNSは見ない」「元恋人との写真やプレゼントは捨てる」ことで一件落着させれば脳の仕組みから言って断ち切ることができます。

ですがこれだけではまだ不十分、単純に連絡手段を断ち切っただけではまだ心のモヤモヤは消えません。

なので本当に大切なのは、ここから明るい未来への一歩を踏み出す“行動”をしていく事です。

とは言え具体的に何をすればいいのか？
何も難しく考える必要などありません。
そう簡単には割り切れない、そんな気持ちもわかります。

ですが、仕事でも趣味でも、新たな恋でも、ここは新たな目標へ向かって行動をしていくことが大切なのです。

マイナスからプラスに、ツァイガルニク効果を逆手に取りましょう。

これにより「新しい未完了のタスク」に集中でき、別れた恋人への意識が薄れていきますので、ぜひ実践してみてください。

『理屈ではわかるけど・・・』

という方は、心理カウンセリングを受けてみるのも一つの方法です。潜在意識の執着は一人ではなかなか手放す事が難しいものです。
カウンセラーと一緒にあなたの気持ちの“棚卸”をしていくことで、辛い気持ちを解消する時間が早まることもあります。

皆さんが新しい恋愛でハッピーになるよう心から願っています。

私はいつでもあなたの味方です。
お気軽にご相談ください。