一力棋聖vs井山王座
囲碁の最高峰、棋聖戦が、今週、7、8日に行われます。
ここまで、互いに3勝し、最終第7局まで、もつれました。
どちらが、勝つかは、置いておいて、前半の、石の運びは早いでしょう。
ここで、第6局の、名シーンを紹介します。
これは、痺れる。右下辺の黒が危なくなっている。
上辺の白も、危ないのに、よく攻めています。お互い、絶対負けたくないという気迫が伝わる。
碁を知り尽くした、頂点の2人、
後半の、時間の使い方の、重要性を理解しているため、2人の進行は早いです。
そして、2人はとにかく、妥協しない、負けるとしても、カッコよく負けたいようです。
井山王座の特徴として、地に辛い印象があります。後半を見込んだ、冷静な一着が特徴です。
一力棋聖は、判断が早く、気合の踏み込みをする印象、おそらく、井山王座をライバル視しているのでしょう。
とても、楽しみな一局です。
以前も、お話しましたが、私が囲碁を好きになったのは、ヒカルの碁がきっかけです。
そして、私が、一番好きなシーンが、第70話の進藤ヒカルと伊角慎一郎の対局です。
とても、美しい一局。
滅多に涙を流さない私が、少し、うるっときました。
「俺の、碁の中に、佐為がいた」
そう、ヒカルが目覚める瞬間。
自分の碁の中には、佐為がいる。だから、打ち続ける、という覚悟が固まるシーンです。
よかったら見てみてください。
囲碁は、奥が深く、いつからでも楽しめる、素晴らしいゲームです。
私の、夢の一つに、碁を打てる友人を見つける事があります。
佐為みたいな人に、指導してもらいたいものです。
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