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「詩的」と「ポエジャン」

「ポエジャン」とは、Dr.ハインリッヒの漫才『羽衣を纏いて』に出てくる、「ポエティックだったじゃろン」というフレーズの略である。

筆者がDr.ハインリッヒの漫才に出会ったのは、このフジテレビ「クセスゴ」であって、「信徒」としては新参者の部類である。しかしこの『羽衣を纏いて』という漫才は衝撃であった。以来、じっくりじっくり二人の漫才を楽しんでいる。

「ポエジャン」という言葉を噛みしめるたび、筆者は学生時代に英詩を学んだ(学ばされた)ことを思い出す。ポエティック=詩的、とは?ということを理解するのに腐心していたことを。しかしもう20年以上も前のことで、記憶は朧気だけれども。

「ポエジャンとは」などと定義づけするようなことは、それこそ「ポエジャン」ではない。GERAで「Dr.ハインリッヒのGeneral Earth Radio」を拝聴するのがよいだろう。ただ、朧気ではあるが、「poetic」であることと「ポエジャン」は、全く同じではないが、多分に重なり合っているような概念である、とは思っている。ポップスを聴いていたり、お笑いを楽しむなどしているときに、その境界にあるものや、はたまた、思いっきり外れていたりするような事物・事象があれば、そこはかとなく書き付けてみたいところだ。

しかし「はごろもフーズ天空支店」もさることながら、「羽衣を纏いて」というフレーズもポエジャンに感じる。「纏いて」て、センスやなぁ。



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