昼間の眠気(第4回)

 本来身体を休める睡眠中に呼吸が止まると苦しくなって眠りが浅くなります。正常な睡眠には、浅い眠りと深い眠りが交互に訪れます。何回か繰り返して朝を迎え、疲れが取れるのです。
 ところがSASの人は、一晩中浅い眠りのままか、途中で目が醒めてしまいます。
 この様な状況では、睡眠不足は身体の疲れはおろか、脳の疲れも取れないのです。その結果、昼間の眠気をきたします。
 車の運転中に突然抗い様のない眠気に襲われて、最悪事故を起こすこともあります。ノーブレーキの事故がどんなに悲惨かお分かりいただけると思います。

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