好きなドラマ・僕の姉ちゃん

僕の姉ちゃん
益田ミリさん原作のドラマ。
繰り返し何度も観ている。

なぜ好きかというと、あー、お姉ちゃん、世のお姉ちゃんて、たいがいそうだよな。っていう絶対的お姉ちゃんが余すところないほどに描かれているからだ。姉弟病とでも? 病? 違うな。

黒木華さんが、これまではわりとおどおどしている、表面から見られるほんわかした容姿に合ったような、そんな役が多かった記憶があり。こんなにふてぶてしい感じの役柄はなかった気が。この絶対王政的なふてぶてしさがものすごく合っている。調べてみたらやはり第一子で。表面のほんわかより、芯にあったお姉ちゃんがぴったりきている。どんどんふてぶてしい役をやっていって欲しい。すごくいい。

ドラマ内でクローズアップされる食べ物もすごくよかった。私はわりと自分のための食事も、汁、副菜メインがないとと強迫観念におされていて、ないなら食べるのをやめておこうかな、という、真面目だか不真面目だかみたいなところがあった。

このドラマ内では素ラーメンだったり卵焼きに、お酒だけだったり、気ままにブルボン菓子のホワイトロリータを食べたり。

あぁ、こんなに自由でそのときに食べたいものでいいのかと目から鱗だった。もう私たち大人だもんね、多少の栄養バランスより自分に食べたいものを聞いて食べるほうがいいよね、なんつって。

家族の地味なおかしみとか圧倒的お姉ちゃんとかすごく上手に描かれている。
とてつもない恋愛とか派手な事件やらとかよりこういう言葉にするほどではない、
でも、そう、あるよねっていう、やもするとどうでもいいようなそんなドラマをみたい。

これと同系列にしている好きな家族的ドラマは生田斗真さん主演だった、俺の話しは長い
である。あれも家族間の鬱陶しさやありがたさが説教くさくなく上手に描けていた。よく笑って泣いたり感心していた。

来月からの小池栄子さん主演のドラマを地味に楽しみにしている。

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