『オリジナル 詞』 静寂は慟哭の残響

歪み 軋み 絶えぬ痛み
闇の中の闇は無
光射さぬ漆黒は
優しく包み込む絹か
それとも
がんじ絡めに捉える鎖か

望んだのは私

静寂を 真影を 無を
願い 祈り
希った

覆い尽くされ 全てから
守られ
隔てられ


果て無き闇に堕ちた
これが安らぎ

柔らかな絹に包まれ
安堵しながら

絡め捉られた鎖は重く
まるで快楽の様に
蝕まれては 溶け逝く
己を失う

絶えぬ痛みは
罪の代償
罰の対価

求めて 堕ちた その先は
安寧の場所

軋む 痛む 潜む快楽

希望は叶えられ
全て手放した

微かに聴こえる歪み軋み
呼応する 叫び

慟哭にも似た音は今

全てを飲み込み

跡に拡がりしは
微かな残響

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