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投資の利益と扶養について

本日日経平均株価が史上最高値を超えました。利益が出ているという方もいらっしゃると思います。

特に配偶者の扶養になっている場合、投資で利益がでたら、扶養からはずれてしまうのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますので、整理して書いてみます。

詳細は税務署、配偶者の勤務先の健康保険組合などに確認してください。

税金上の扶養は、NISA口座で発生した利益で扶養から外れることはありません。利益分は所得とみなされないからです。
特定口座の場合は、源泉徴収ありの口座で確定申告をしない場合は、所得とはみなされないので、投資の利益により扶養から外れることはありません。
確定申告で総合課税で申告する場合は、税法上の扶養から外れる場合があります。

社会保険料上の扶養については、
国民健康保険の場合かつNISA口座で発生した利益で社会保険料が増えることはありません。
※扶養とは関係ありませんが、厚生年金や健康保険については、そもそも給与収入できまるため、投資の利益により厚生年金や健康保険の保険料が上がることはありません。

問題は社会保険の扶養:健康保険の被扶養者・国民年金の3号被保険者になっている場合です。
健康保険組合によっては、株式などの配当金も含めて扶養の判定を行っているケースがあるようです。配偶者の勤務先に確認する必要があります。

仕組みは正しく知って、自己判断で投資はできる範囲でチャレンジするのも、人生100年時代に必要なことだと思います。
これからも一緒に勉強していきましょう!


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