見出し画像

いつも選択、常に選択(滋賀県長浜にて)

2023年7月16日、午前10時過ぎに、
滋賀県の長浜市に到着。

長浜に来るのはこれで通算4回目。

きっかけは、TES(品質管理士)の試験を京都女子大で受けて、
数か月の猛勉強(付け焼刃)と、
試験の緊張を癒すため、
夕方長浜に向かって、
琵琶湖のほとりにあるホテルグラッツェで
イタリアンコースとワインをいただき、
宿泊する、という
なかなかプレシャスなご褒美を用意して試験にいどんでいた。
(これがあるから頑張れた、なんてったって大人なのだ)

このご褒美も3回目になり、
いよいよ常連化してホテルの人から、
「この7月のシーズン毎年一人で来る人」
と、覚えられているのではないかと危ぶまれたが、
やっと、やっと、合格してホテルグラッチェの宿泊も卒業したという経緯がある。

それからしばらくご無沙汰していたが、
ひさしぶりにグラッチェでランチがいただきたく、
朝から長浜にやって来たというわけです。
(レストランは、ラ・スピアッジャです)


駅の改札を出て、
ホテル側のエスカレーターを下っていると、
とたんにお城が視界に入った。

これまでは日が暮れてからの到着だったから、
お城が視界に入ることはなかった。

さくっと調べてみると、こちらは長浜城(長浜城歴史博物館)で、
戦国時代末期に豊臣秀吉が城主として過ごした城らしい。

知らんかった。

特に城に興味があるわけではないけれど、
アンテナがぴくっと反応した。

それは、今年の1月から繰り返しやってくる課題。


「時間とお金をケチらない」


待つことがなんせイヤで、計画重視で、
ついついシステマティックに、ロボっぽくなりがちなわたしの頭。

楽しみにプランしていたことをはしょって、
随分痛い目に合ってきたのだ。
(仕事でシステマティックになっても無言なのに、ひとたび
 プランを練った遊びではしょると、とたんに痛い目に合うアメージング)


城が、長浜城がアピールしてくる。

なんか、行ったほうが良い気がする。
この感じ、何回も経験したやつじゃないか、ロボ(頭)のわたし!

ランチの予約は11時半。
まだまだ時間はある。


ようし、あんまり興味ないけれど、城に行ってみようじゃないかと、
いつもとは違う道順を力強く歩き始めた。

これまたおかしなことに、
行ってみようじゃないかと真っすぐ城に突き進むかと思えば、
左に雑木林を見つけて、足が勝手にそちらに向かった。

なんせ、緑が好きなもので、遠回りだけど、
緑を感じながら向かいましょ、と歩いていたら、
おっと大きな公園が左手にある。

規模でっかいな、噴水もある、でも太陽直撃暑そう、と観察していたら、
視界の先に水平線のような水色の線がちらっと見えた。

ん?
と水色のほうを見ると、
公園の先には湖が!

うわあ、
と、あっさり秀吉の城を振り捨て、わたしは湖のほうに小走りで向かった。

向かった先に広がった景色がこちらです。

えええええ、こんな美しい景色があったというのですか!知らんかった!

梅雨明けしたのではないかと思うくらい美しい青空と、
普段目にすることのない広大な、
清涼感あふれる風景がそこにはあった。

あああ、小さな雑念が持っていかれる!あの雲、トリオの鳥のよう!

つくづく、、、

毎日毎日、小さなことから大きなことまで、
選択の連続だなと改めて実感する。

今回、城には興味ないけど、たまたま視界に入って、
わざと無駄なことをしてみようといつものルートを壊してみた。
(システマティックな、ロボな頭の構造の人が、これをやるのは相当な気合がいるのです、、、)

すると、

思いがけないギフトが贈られる場合がある。

そのギフトのありがたさは、
無駄だと思える労力よりも、
計り知れないくらい大きなもの、感動の賜物だったりする。

ロボ頭も、
かなりな回数この課題こなしたから、
この案件卒業できるよう下半期も頑張るね!

がんばろ

ああ、癒される~
大食いにはまだまだいけたコース料理の量、、、
長浜は新たにオシャレなお店がいっぱいOPENしていました。「海のスコーレ」行きたかったので、満足満足

余談ですが、出発前の最寄り駅にて、
ちょっと精神病んでるママが小学校の娘とハチャメチャな大喧嘩してて、

やば!娘に手をあげるようであれば助けなければ、と
階段走ったら興奮MAXのママが来て、
八つ当たり気味にわたしに向かって、

「〇か!〇ホ!〇ねー!」

とすれ違いざまに罵った。

あら?何が起こっているの?わたし?

とはじまった旅の冒頭で心配したけれど、
素敵なフィニッシュになってほんと良かった。

My Happy Birthday!

世界で一番幸せ者になれ(by大橋トリオ)

15日は大橋トリオさんにライブでした
朝の梅田は人いない^^








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?