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絵本GIFTの感想文

 告知当初、絵本GIFTは買わないつもりだった。でもやっぱり買ってよかった。
 耳で聞いていると解釈しきれないまま次に進んでしまう事ってありますよね?ドームでは「今なんて言った?」と思う所がポツポツあり、初見のGIFTは解像度が低かった。その後、ディレイビューやDisney+の配信を何度も観る事で解像度は少しずつ上がっていった。
 対して絵本では言葉の意味や文脈を考え、何度も読み返しながらページをめくった。CLAMP先生の絵に言葉を重ねる事でドームでのGIFTとは違う想像が膨らんでいった。
 ドームでのGIFTは羽生くんの映像やオブジェが使われていて、羽生くんの物語とゆー印象が強かった。夢を叶える理想の自分と夢を追う現実の自分との葛藤、皆んなに見せている外的側面と見せていない内的側面とゆー二面性、それらは羽生くんのものとして描かれていたと思う。これについては7/26、7/31のnoteでガッツリ書いたのでそちらをお読み下さい。
 対して絵本GIFTは"おおきいさん"(以下大さん)と"ちいさいさん"(以下小さん)の物語とゆー感じ。小さんは夢が叶うと信じて疑わない。対して大さんは夢が努力の原動力になる事も、どん底に突き落とす事も知っている。もっと言うと、夢というものの酸いも甘いも噛み分けた人。前半の小さんのターンでは大さんが小さんを見守っていて、後半の大さんのターンでは小さんが大さんを励ましてるよーな印象がありました。大筋はドームのGIFTと同じだと思うし、大さんも小さんもも羽生くんを表してると思うけど、夢を擬人化したようなキャラクターが際立って見えるのはCLAMP先生の絵の力が大きいと思う。そーゆう意味でドームのGIFTとは違う作品に仕上がっていると思うのでまだ読んでない方は是非読んでほしい。
 絵本GIFTの感想とはちょっと逸れますが、小さんと大さんのキャラクターに寄せた羽生くんのビジュアルが最高でして。(←トップ画参照) 封入されてるインタビュー小冊子にはカワイイとカッコいい詰まってます。こちらも是非見てほしいです。

追記:絵本を買うのはちょっと…とゆー人は地域の図書館にリクエストしましょう!


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