【嗚呼! 偏愛のグループサウンズ】その4 ブルー・ジーンズ(クラウンの)
まず最初に言っておくけど「グループ・サウンズ」を好む人間は、当時の人でも後から興味を持った連中でもそうだけど、「歌詞から入った」ケースは非常に少ないのではないだろうか。だって、グループ・サウンズの歌詞世界は最初から最後までいわゆる「やおい」の世界なのだから。あ、ここで言う「やおい」とは「ヤマなしオチなしイミなし」という古典的な意味でのものです。当時ですら世志凡太が「グループ・サウンズの歌詞なんてのは太陽と星と渚のいずれか3つの言葉を散りばめときゃ一丁あがり」なんて漫談をしてい