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「豚の福祉」に波紋 肉販売規制に生産者悲鳴 米 の時事通信記事について

2024/03/24
この規制、カリフォルニア州法prop12には抜け穴があります。
実のところ豚肉そのものは規制の対象ですが、豚肉製品(ハム、ベーコン、ソーセージなど)には適用しないという点です。従って他州で作られた豚肉製品は今まで通りにカリフォルニア州で販売されます。

米国では豚肉を家庭で調理するより、豚肉製品を食べることが多いのです。追従する他州とは今のところマサチューセッツ州法のQ3です。なお、カリフォルニアでの豚肉小売り価格は2~3割高くなったようです。全米で10州ほどアニマルウェルフェア(AW)に関して規制を定めています。

ただし、豚肉を生産する州ではほとんどAWを法制化していません。AW法制化は動物愛護団体(動物福祉とは異なる)やベジタリアンが長年運動をしてできたものですが、法制化の賛成・反対の住民投票に参加しなかった州民はBBQ用豚肉価格の高騰に驚いたのではないでしょうか。

アニマルウェルフェア(AW)の詳細は以下をお読みください。
米国カリフォルニア州で豚肉価格高騰 アニマルウェルフェア規制 詳細|高橋寛 ジャーナリスト(元商社駐在員 米国、豪州、台湾に勤務) (note.com)

また、時事通信の記事は以下のサイトです。
「豚の福祉」に波紋 肉販売規制に生産者悲鳴―米:時事ドットコム (jiji.com)

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