見かけによらない

人は見かけによらないと、改めて知らされる。

以前から見知っている人ととある会議で一緒になり、1時間弱を同じ空間で過ごす。その人が醸し出すある種の厳しさが僕を少しだけ警戒させるけれど、立場や仕事の内容から察するにしかたのないことだと諦めていた。

会議が終わって部屋を出る時ちょうどその人と一緒のタイミングで出ることになり、僕が扉を開けようとすると彼が先に開けてしかも僕に先に出るよう促してくれた。僕はお礼を言って部屋を出たけれど、驚きと同時に嬉しい気持ちになった。

つい自分が傷つかないよう相手の外見や空気感だけで人を判断しがちだけれど、それだけじゃないということを思い知る良い機会だった。

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