”真っ直ぐ”

ケイト・マーフィー著【LISTEN】を読んでいると、至極納得したりメモを取る量が多くなる。

先日とある視力がとても低い人と話をする機会があって、その時気になっていたことがここで繋がったと感じた。その人は僕と正対して座っていたのだけれど、色々な意味で”真っ直ぐに”僕を見ながら話をしてくれた。

僕は会話をする時(相手にもよるけれど)それほどしっかりと相手の顔を見るわけでは無い(時々視線を外す)のでその”真っ直ぐ”が結構気になったけれど、相手の気持ちを組むという意味でも出来る限り”真っ直ぐ”相手の話を聞いた。

【LISTEN】でケイト・マーフィーは「相手の感情は態度は発話だけでは汲み取れない」と書いていて、「これが理由だったのかも知れない」と独言た。これは予想だけれど、その人は視力が低いことを少しでも補おうとしっかりと相手(この場合は僕)を見て自分の思いを伝えようと、或いは相手の気持ちを汲み取ろうとしたのかも知れない。

僕が知らないだけかも知れないけれど、傾聴ってとても奥が深い。

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