Apple Watch Ultraがやって来て、およそ1ヶ月がたった今の印象を。

ディスプレイが広く(49mm）明るく（2,000nt）なったことでとても見易く操作し易くなり、文字盤が素晴らしく綺麗に見える。特にUltra専用の文字盤【モジュラー Ultra】のデザインが秀逸で、僕にとって欲しい情報をある程度自由に並べることが出来る。Watch OSのアップデートでナイトモードが手動では無く自動となったのはちょっと残念だけれど（袖に半分ほど隠れているだけでナイトモードになってしまうのはご愛嬌）、暗いところ（例えば就寝中の寝室）では素晴らしく見易い（そしてシンプルに格好良い）。

確かに大きく重いけれど、僕にはほとんど（と全くの間くらい）欠点とは感じない。ささやかな筋トレやHIITでも全く気にならず、元々大きく重い機械式時計を着けるのが好みである僕にとってはとてもフィットすると感じる。

この装着感の素晴らしさの一端を担っているであろう【（スターライト）アルパインループ】は脱着にコツや慣れが必要だけれど、装着してしまえばとても快適（そもそも脱着する頻度は低い）。着け心地はスポーツバンドと同等以上で、当初の予想が外れて【アルパインループ】をほぼ毎日装着しているくらい。ただ、濡れたり汚れたりした時の変化が気になるところ。

個人的に最も嬉しいのは、バッテリー容量。僕はどちらかというと「コップに水が”半分しか”残っていない」と感じるタイプで先月まで使っていたApple Watch Series 7では就寝時に10〜30%台となり不安を感じたけれど、Ultraは60%台後半を下回ることが無い。この不安＝ストレスが減っただけで、僕にとっては（これだけでは買い換えるには至らないだろうけれど）素晴らしく価値があると思える。

サイドボタンには好奇心から【サイレン】を割り当てていたけれど音量が思ったほど大きく無い上に使用頻度が低いので、今では【フラッシュライト】を割り当てている（これが地味に便利）。

僕の腕にどれくらい馴染んでいるように見えるかは未知数だけれど、その大きさ故か気付かれることがある。個人的には今まで着けてきた歴代のApple Watchのサイズ（Maxで45mm）では「ちょっとだけ可憐に見えるかも」と感じていたので、この大きさはとても素敵だと感じる（あくまでApple Watch Ultraのこと）。

その価格とサイズ故誰にでも勧められるアイテムでは無いけれど、僕のようにそれなりのフィジカル（178cm,67kg）で腕時計好き（記憶では小学生の頃から身に着けている）でさらにApple馬鹿であれば、これはもう”買わない理由が見当たらない”と言い切っても良いかも知れない。

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