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今日はハロウィンの日。

ハロウィンは元々はアイルランドが発祥地らしいですが、楽しみ方は国によって様々です。
北米では夜に子供達がお化けの格好をしてカボチャが置いてある家に訪れてお菓子を貰いに行くのです。大人達は子供達にお菓子をあげる役目です。
ハロウィンは時には事件を招く事もありました。
今から30年以上前の事ですが、アメリカのルイジアナ州へ留学した日本人の高校生が射殺された事件がありました。当時私は小学校3年生でした。母は海外へは渡航した事はないのですがアメリカは銃社会だと言ってました。服部剛丈さんの家族とホストファミリーのヘイメーカーさん一家も無惨な対面になってしまいました。
事件当日ヘイメーカーさん夫妻の息子さんと服部さんは友人の家でハロウィンパーティーに招かれて車で向かいました。夜だったので視界は悪く友人の家と間違えて知らない家に行きました。2人は家の主の人が出てくるまで間違えに気付かなかったのです。
家の主がドアを開けてから服部さんは「僕達はハロウィンパーティーに来ました。」と言って家の主の元へ近付きました。服部さんは強度の近眼でしたがハロウィンのキャラクターになりきる為に眼鏡無しで向かいました。ヘイメーカーさん夫妻の息子さんは間違いに気づいて「ヨシ危ないから近付くな」と言ってましたが全く聞こえてなかったようでした。家の主が服部さんに銃を向けて「Freeze!」と言いましたが、服部さんは「Please!」と聞こえてしまったのです。服部さんは何の警戒心もなかったからそのまま近付いてしまったのでその場で撃たれてしまいました。救急車に運ばれましたが搬送中に息を引き取りました。
アメリカではハロウィンパーティーの為に友人の家に向かっていた人が間違えて隣人の家に入ってしまった事によって射殺される事件は何十回も起きてます。
他はまだ記憶に新しいですが、昨年の韓国の梨泰院で人が集まり過ぎて将棋倒し事件がありました。日本人留学生2人が巻き込まれて亡くなりました。梨泰院も渋谷も警備が強化されるようになりました。

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