こんにちは、まるです。

とっても寒いですね。
私が住んでいる地域は、普段、あまり雪が降らないんですが
粉のような雪がはらはらと舞っています。

寒いと痛みを訴える方も
増えてきますね。

「冷えると腰が痛いわ」
と言ってる人の話を聞いて、
昔のことを思い出しました。

私の病気は激痛を伴う病気なのですが
原因不明で治療法がないため
できることがほとんどありませんでした。

発散するところがなくて
診察のたびに
「痛い、痛い」
と言ってたんです。

仕事とはいえ
聞いてる先生はしんどかっただろうな
と思います。

でも、そんな私の話を聞いたあと
先生は微笑んでこう言うんです。

「えらかった、えらかった。
痛いのは、それだけ頑張った証拠だ。」と。

その言葉を聞くと、
私は不思議と落ち着きを取り戻していったのを覚えています。

こんなことを毎週のように
繰り返していたんですが
今思えば、このときだけが
自分を労うことができた時間でした。

自分を否定していた私が
先生の言葉につられて
頑張った自分を認めていたんだと思います。

完全に自分を失わなかったのは
この時間があったから。

先生のおかげだと感謝しています。

日本人は、家族や同僚、
友人を労うことはあっても
自分自身を労う人が少ないように思います。

「いつもよく頑張ってるね。ありがとう。」

そう自分に声をかけるのは
気恥ずかしい気がしますよね。

ですが、この記事を読んでくださったあと
少しだけ自分を労う時間を作ってください。

毎日、素晴らしい景色を見れるのは
あなたの目のおかげです。

美しい音楽や笑い声を聴くことができるのは
あなたの耳のおかげです。

記事を書くことができるのは
あなたの手が動いてくれるから。

仕事に行けるには
あなたの足が動いてくれるから。

今、この現実を作っているのは
あなたが頑張っているからです。

一つ一つ確認すると、
「よく頑張ってるね」
と思えますよね。

痛む場所があるなら
そこをさすりながら
「ありがとう」
を言ってみてください。

完全に痛みが消えることはありませんが
心が満たされた分だけ
痛みを感じるレベルが下がっていくはずです。

寒い日は心をあたたかくして
お過ごください。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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