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「書くは心を走らせる」


書いている時は、書いていることに夢中なので
気づかないですんが、

書き終わったときの爽快感、ってあります。

では書いてる時ってどんな状態なんかな

とメタ認知、してみたりすると、

「心が走る」

感じ。

歩くでも、飛ぶでもなく、走る。


走ってる時って、

「あ、じぶん、走ってる。」

って思わないけど、
あとで走り切った!という爽快感は残る。

疾走感。

ふしぎです。

そんなふうに思えたのは

読書とは第一に「読んでいる精神の駆動そのもの」のことであって情報の蓄積や検索ではない。ということをたまに素晴らしい本を読むと思い出させられる。

『言葉の外へ』保坂和志さん

をご紹介されていた
『千年の読書』三砂慶明さんより。

読んでいる 精神 駆動。

駆動しました。
それを書くことに置きかえられるなあと
僭越ながら思って。

「書くことは心を走らせること」

に。

さらに、

読み終わると、走りきった達成感が静かに込み上げてきて、生きている感じがする。

『千年の読書』三砂慶明さん

書いてると、生きている感じ。
書いている時もだけど

書き終わったときは、そんな感じがする。

疾走感。そして安らぎ。

日記ではなく、
読者のかたがいてくださる
noteならでは。



カリエールが語るように、
傑作は、はじめから傑作なのではなく、
読まれることによって傑作になっていく。

傑作は、書かれた当初より豊かになる。

『千年の読書』三砂慶明さん


傑作をつくりにいくんではなく、
心を走らせに行きたい。

傑作は、その先に。

生きていく先に。


書いていく先に。


今日もお読みいただきありがとうございます。

なのはなの、金曜日。

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