優生思想への反発における詭弁について

優生思想を肯定する人たちに対して「優生思想を肯定する奴らは『道徳』に欠けているという点で劣った人間である。よって優生思想が肯定されるならば排除されるのは優生思想を肯定する奴らだ」と主張する人たちがいるみたいである。

しかし、これは「バカって言った方がバカだ!」と言うような詭弁、屁理屈である。

優生思想を肯定する人たちを優生思想を肯定しているという理由だけで精神障害者扱いすることなどまず無理だろう。この手の詭弁、屁理屈(今回のものはミラーリングと言うのだろうが)を"痛快な論破"だと認識してしまう低知能な人間が多いことは問題であろう。優れているか、劣っているかの評価の尺度は、仕事ができるかという生産性や自分のことは自分でできるかという自立性などであって「道徳」ではないことは明らかである。




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