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1月14日文学フリマ京都8の旅

皆様、こんばんは。
先週、成人の日に激痛を訴えていた夫が二度救急車のお世話になり、急性膵炎で入院してました。
無事に退院したので、ボチボチ記事を認めていこうと今回は、1月14日に開催された文学フリマ京都でのあれそれを話していきたいと思います。

文学フリマは、文学作品展示即売会ということで、小説、ノンフィクション、評論、詩歌などのザックリとしたジャンルから、更に色々と細かな種類で分けられ、スペースが配置されています。

プロもアマチュアも関係なく出店できますし、大学などのサークル、部活動で創作した作品なんかも見掛けます。

さて、大阪在住の私が今回京都までやって来たキッカケは、2つあります。
1つは、京都寺町三条のホームズの著者である望月麻衣先生が参加すること。
もう1つはX(旧Twitter)でお誘いの声かけをいただいたこと、でした。
お誘いをもらった時は、文学フリマ大阪のあとの体調不良を思い出しどうしよう…って悩んでたんですが、まさか夫の方が救急車で運ばれて入院、となり二重にどうするか悩みました。
入院した当の本人は、行っといで~と軽い調子だったため、京都へと日帰り旅行をすることにしました。

朝は確実に座って体力温存を、と決めて京阪電車のプレミアムなシートを申し込み。これがとても快適な席で、大事な用事の時は何十分と座る京都までならこの選択肢有りだな。と連日バタバタしていたのもあって、目的地までほぼほぼ睡眠時間にしました。(文学フリマ京都の開催時間が11時から16時なので、3時間以上早く起きたため)

京阪電車から地下鉄に乗り換えて、東山駅に一駅。本来なら京阪電車の駅からも徒歩十数分でしたが、時間を短縮する意味であえて公式が推奨していた駅から徒歩で向かうことに。
東山駅からはちゃんと目的地はどちらへ左折とか看板があり、迷わず行けました。

さて、会場であるみやこめっせに到着!お誘いいただいた方と合流、どうやってしよう?前回大阪の時も開催時間入場狙うとなかなかの列だったよな。
頭の中で考えながら入場口の一つの最後尾目指して移動していると、約束していた方の1人を見つけました。
既に列に並ばれていたので、望月先生ブースで合流を。ということで大人しく後ろの方の列へ並びました。
そこから数分後、開場時間となり係の方の指示に従って中へと無事に入場できました。
最初に目指すは望月先生ブース!となるべく早歩きしたのですが、ここは流石先生!人気で最後尾列の看板持たねばならない状況だったため、またまた合流を断念し大人しく二列に並ぶことに。
あー、約束してた方がめっちゃ見える距離にいるのに!!って思いつつ私の次に着たお着物の方へと最後尾札を渡すのでした。

が、今年の私何かもってるな?と思いました。
なぜならこの時最後尾札をお渡しした方がなんと、卯月みか先生(新刊はPHP文芸文庫から『京都大正サトリ奇譚』発売中です)だったのです。
実は、文学フリマ京都から出た後で帰りに水嶋書房くずは駅店さんで受け取る予定だった本の著者さんなのでした。
お互い列がもうすぐ販売スペースに近付く段階まで気付かず、あ、Xのあの方!みたいなノリで短くともご挨拶ができて良かったです。
気付いたキッカケをくださった望月先生の常連ファンの方、ありがとうございました。
とここでなぜか感謝を述べるのでした。

そんなミラクルを発揮しつつ、狙っていた蔵ノートは残念ながら完売でしたが、そのほかのアストロロジーアクキーや合同誌を無事に購入。同じスペースに参加されていたなにがしさんの絵日記も無事に買えました。
さて、ここからすぐに合流できたのか?というとまだ出来ず、木爾チレン先生のブースへお邪魔し、そして花子は過去になるや最新刊『神に愛されていた』と文学フリマ用に作られた冊子を購入。
商業本は宛名入りサイン本にしてもらいました。

その次は和泉桂先生のブースへ、『奈良監獄から脱獄せよ』や『陰陽師一行、平安京であやかし回収します』をこちらも宛名入りサイン本にしていただいてお迎えしました。

お目当ての先生方からゲットできてホクホクでやっと人探しをはじめる現金な私…。

今回は半世紀書店員を襲名された井上さんと漫画『スサノオくん』を連載されているロビンやすお先生と回る予定だったのですが、私の見えてる範囲で解散!となっていたため、ブース内を早速探索…と思ったらロビン先生を発見!恐る恐る声をかけ、無事に合流できました。
しかも合流ついでに、前回お会いした時に貰いそびれたサインを強請る厚かましいことをしてしまい…。それでもスサノオくんとうさぎをサラサラと描いていただき、スサノオくんと同時進行の新作について色々お話しできて楽しかったです。

そうしている間に井上さんとも無事に合流。3人の割りと自由な文学フリマ巡りのはじまりはじまり…です。
最初は書店員である井上さんの知り合いにご挨拶。きっと私一人だと通り過ぎていたかもしれない、と思うブースでしたが面白そうな作品だと遠慮なく購入させていただきました。
一通り挨拶をしたあと、次はロビン先生の知り合いのブースへとなりましたが生憎欠席でした。
そのご縁でお隣のブースの方へご挨拶し、破格の値段で販売されているブックカバーを井上さんが話している間に私とロビン先生は、それぞれネコと犬柄を1枚ずつ、気付いた井上さんも続いて人気の柄を…と言ったところ、今売れちゃいました。なんてわちゃわちゃと騒ぐ一幕も。
お話が長くなりそうだと感じた時は、私はササッと移動してまた再び望月先生ブースへと帰り、パワー注入の握手をお願いし、この日のために持参していたサイン本が買えなかった本にサインを強請る大阪の人ののノリを発揮。
目的をほぼ達成しつつ、ホクホクで3人珍道中もどきを展開しながら、綾辻行人先生などを輩出した京都大学の推理小説研究会にお邪魔し、この後大阪の他のイベントへ参加するというお二人とはお別れして、少しだけ一人で文学フリマを巡ることに。

12月10日に奈良で行われたクリスマスマーケットでお会いした方が出店しているとX情報で把握していたので最後はそちらへ、予算の都合上シールのくじだけ参加させていただき可愛いフォントの爆買シールをゲットしました。

それで私の今日のお小遣いはちょうどいい感じに無くなったので、会場を後にしました。
そして最近のバタバタで右脚が既に筋肉痛、という情けない事情もあり、歴史系の記事で登場していた青蓮院も頑張って歩けば近くにあったのに、今回は断念し、東山駅へ向かう途中で発見していた和菓子屋さんで吉野葛を使用した白玉の入った善哉を休憩がてら店内で頂きました。
吉野葛がプルプルとしつつ、あんこがとても美味しい善哉に癒されつつ、白玉美味しいー!と一人頬を緩ませながらのんびり。

のんびりした後は、地下鉄に乗り込みました。その時あとから乗ってきたグループの方の一人が急な揺れに耐えられず、私の足の指に思いっきり踵で踏まれました…数日左足の人差し指が痛かった。 以外は特にハプニングもなく、卯月先生の本を無事にお迎えして帰宅しました。

ちなみに、望月先生にパワー注入してもらっていたのは、卯月先生の本を受け取りに行った書店の書店員さんから以前教えていただいたことなのでした。

そんなこんなでバタバタで割りと自由な大阪の時とはうってかわって、なノリでしたが、私もいつか文学フリマに出店者として参加してみたいな。と思いました。

その前に文章いっぱいnoteにも小説を投稿しているエブリスタにも書きためて行きたいと思います。

頑張ろー!

今回もおつき合いいただきありがとうございました。

次回もどうかおつき合いよろしくお願いします。

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