雨に歌えば。
1952年。ジーンケリー主演・監督

ストーリー
サイレント映画が全盛の時代。
トーキーの波が押し寄せてきて、新世界に飛び込むことになりました。

俳優ドン、大女優リナ、駆け出しの女優キャシーの三角関係がベースになっている、恋愛ドタバタコメディーミュージカルです。
結末は、ぜひご自身で見届けてください。

この映画の見どころは、雨の中で歌い踊るジーンケリーの名シーンですね。
街路灯のステージで、雨を舞台装飾のように、また、跳ね上がる水しぶきはバックダンサーのように、歌い踊るシーンはほのぼのとさせてくれますね。

この映画を取り上げた時には、名言の定番として出てくるワードが

"Life isn't about waiting for the storm to pass. It's about learning how to dance in the rain"
人生は嵐が過ぎるのを待つためのものではない。
雨の中で踊れるようになるためのものだ――ヴィヴィアン・グリーン

ですね。

困難の中でも、アクティブに動くには、常にステップを踏んでいること。
嵐の後には、晴天があるから。

お付き合いいただきありがとうございました。

なお、梅雨時の今、外でジーンケリーの真似をしていたら絶対通報されますのでご注意を。