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格闘ゲームと恋愛市場の衰退した共通点と相違点

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_63faea23e4b0c253d3456b66

20代男性で恋愛しない割合が7割という記事が話題となり、少子化の原因が恋愛力の低下という発言をした三重県議員が話題となった。
草食系男子と呼ばれた男性が今では普通の男性となり、恋愛というコンテンツの衰退が見て取れるだろう。
なぜこのようなことになったのかを紐解いていくにつれ、かつて大ブームを起こし、多くの若者を引き付けた格闘ゲームの衰退との共通点が見えてきた。
そこで共通点と相違点を語りたい。

共通点

難易度の向上

双方が一番衰退した原因として挙げられるのが異常なまでに上がった難易度である。
格闘ゲームで例えるならストリートファイターⅡでは波動昇竜と呼ばれる基本的な戦術を出来ればそれなりに戦えた。
しかし今では基本コンボ、キャラ対策、超必殺技、ゲージシステムで覚えることが多くなり、そこに固有システムが加わる。
正直付いていくだけでも大変な中、撤退した人たちは根性無しと言われて上手い人だけが残る蟲毒となっていった格闘ゲームはどんどん操作、システムが複雑になりついていけない人は引退し、それが繰り返されてプレイ人口は大きく減っていったのだ。
かつてはゲームセンターの花形であった時代さえあったのに今ではUFOキャッチャーに花形を取られ、家庭用ゲームでも一部の好き者しか買わないので売れず、人気シリーズの続編しか出なくなってしまった。
恋愛では女性が強者側であり、恋愛初心者を振り回したり高すぎる要求で足切りしたり好き勝手をし続けた。
後に詳しく話すが女性のマナーの悪さがあまりに酷く、辟易する者が多かったので、その内恋愛から撤退する男性達が現れ、草食系とレッテル張りしている内に今では恋愛しない人が多数派となってしまった。
一般男性は女性からの要求を満たすだけでも苦痛で地獄のコンテンツとなったのだから当然である。

マナーが悪い人が多い

格闘ゲームは昔から民度が低い。
ゲーセン時代も煽り、舐めプ、初心者狩りといったマナーの悪さが目立ち、酷いときは喧嘩にまで発展したという。
当然そんなギスギスした環境では新参者は少なくなり、残っていた人も事情によって離れていったのである。
そして現代ではオンライン対戦に変わったが民度は相変わらず低い。
マナー違反者はBAN出来たり通報システムで追放出来るようになったので以前よりはマシだが、それでもそういう人に出くわして不快な気分になることからは避けられないのである。
またオンライン対戦によって新たなマナー違反の切断、チートなどが生まれたのでゲーセン時代とは違う民度の低さが生まれている。
恋愛では主に女性がマナーが悪く、それが原因で男性が恋愛離れを進めていった。
バブル時代からのアッシーメッシーミツグクン、3高というかなり異常な状態からあまり変われなかったのでそうなっていったのだ。
また、非モテに対してあまりに厳しい発言も多く、それで心を折られることも珍しくない。
草食系男子というのが生まれ、今では発展型のMGTOWが誕生し、キャバクラや風俗でさえ行くのは嫌だという男性が増えているが、背景にあるのは女性のマナーの悪さで男性が辟易して恋愛から離れたというのが真相である。

実力つけるための修行が必要で手軽さが無くなった

コンテンツというのはいくら面白くても手軽さが無くなると新規参入者は面白くなるまで練習や修行をしないといけなくなってしまい、乗り越えないといけないハードルが生まれてしまう。
生まれたハードルは越えるまでただひたすら苦痛の修行期間が必要となるので面白くなる前に辞めていってしまう人が生まれていく。
質の悪いのは難易度が上がるにつれてハードルも上がる為辞めていく人が続出していくのだ。
そして辞めた人達は実態を広め、そもそも参加しない人が現れる悪循環が生まれ、コンテンツは一気に蟲毒と化して衰退し始めるのだ。
手軽さが無くなるのはそれだけ恐ろしいことなのだが、格闘ゲーマーはそれで人口を減らしてしまった過去がある。
そして今恋愛では女性達がハードルを上げ続けてしまい、恋愛を衰退させている。
「※ただしイケメンに限る」という至言が生まれる程に高いハードルは、フツメンレベルでも恋愛するまでにかなりの修行を要してしまうので当然辞める人は増え続け、参加さえ躊躇するレベルとなっている。

他コンテンツの発展

格闘ゲームが衰退したとはいえ、ゲーム人口というのは増え続けている。
それは格闘ゲーム以外のジャンルが発展し、メジャーとなったからだ。
ポケモンのような育成ゲームやFPS、音楽ゲームなどの他の選択肢が生まれていったのである。
そこに多くの人達が集まり、脱落していった人達もそちらへ流れていくと格闘ゲームに参入する人だけでなく戻る人もいなくなっていくのである。
恋愛においてはネットの普及によりゲーム、動画、SNSが急激に発展して無駄にハードルの高い恋愛やらなくても暇を潰したり人と繋がることが容易になり、性欲に関してもAVやエロゲー等の発散手段が手軽に入手出来るようになった。
人恋しくなればキャバクラや風俗に行けばいいのでわざわざ恋愛する必要性が無くなり、やりたい人がやる趣味レベルにまで価値が落ちていったのである。
まあ上記のMGTOWのようにそれさえ拒む者も増えているが。

情報化社会による変化

この項目は恋愛から話していきたい。
恋愛に関してはSNSやマッチングアプリのおかげで出会いの敷居が下がった…こともなく、むしろ女性の我儘を助長してしまって恋愛のハードルが一気に上がっていった。
そこに男性達の体験談と女性の本性が剥き出しの書き込みが女性忌避を生み、草食系男子を生み出したのである。
一方格闘ゲームは情報交換しやすくなり、攻略を見やすい環境が整っていった。再興
またメーカーも手軽さに注力していって新規参入をしやすい環境を整えており、格闘ゲームの人口は徐々に増えてきているのである。
情報化社会によって対極に進んだが双方とも大きなターニングポイントであったのは間違いない。

相違点

自浄作用が働いたか否か

格闘ゲームは衰退したと語ってきたが、最近は徐々に再興の兆しが出始めている。
元々パーティーゲームに近くカジュアルなスマブラSP、モダン操作で操作の簡易化による取っつきやすさを追加したストリートファイター6が台頭しているのだ。
鉄拳は相変わらずの難易度だが、世界での人気は高く新作も発売予定だ。
これらはカジュアルさを上げていき、操作難度を下げていったことが大きな要因となり、人が増えていっている。
一方恋愛は未だに難易度上昇は進んでおり、特に男性は一般層ではかなりの修行を求められる。
その結果草食系男子が誕生し、絶食系男子、MGTOWという恋愛離れを前提した生き方まで開拓されていった。
これからもこの傾向は変わらないだろう。

マナーの悪い人への対応

上でも挙げたがどちらもマナー悪い人は多く存在している。
しかし、格闘ゲームはマナーが悪いと通報され、隔離部屋行きやBANされる等厳しいペナルティを受ける。
その為今では大半の善良なプレイヤーはマナー悪い人に会う確率は大分下がっている。
またランクシステムによって同じくらいの実力者と対戦しやすくなっており、オンライン化によってより同実力者と切磋琢磨出来るようになった。
その為初心者でも楽しく遊べる環境が整い、どんどん新規参入者、復帰勢が集まってきている。
一方恋愛はマナー悪い人でもお咎めは悪質でない限り無い。
結婚詐欺師、頂き女子みたいなレベルでようやくペナルティ受けるレベルだ。
そうなると男性もヤリモクが正解になる。女性が金を搾取するのであれば男性は性欲満たして捨てるのが対等と言える関係だ。
悪貨は良貨を駆逐するとはこのことだろう。


まとめ

以上格闘ゲームと恋愛が衰退した共通点であったが、情報化社会で格闘ゲームは復興への道を歩みつつあるのに対して恋愛は衰退を加速させていった。
今、恋愛は女性主導で手軽さを取り戻し、多くの男性を呼び戻す努力をしなければならない段階なのである。
そうしなければ婚活、結婚も撤退する男性は増え続け、少子化が加速して社会の衰退にまで繋がるからだ。
そして今結婚していて子供がいる人達もこの問題に向き合わなければ、自分の子供に相当な苦労を強いることも伝えておきたい。

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