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エネルギー管理研修(熱分野)修了記 その2

今回は「エネルギー管理研修(熱分野)修了記 その2」として記事にしたいと思います。

まずは言い訳からさせていただきます…。
10月の研修受付から12月の研修直前まであまり勉強していませんでした。

お恥ずかしい話ですが、本来であれば研修が決まった段階で事前に勉強すべきところでしたが、筆者の業務量が9月頃から徐々に増え、11月頃にピークを迎え研修対策は全く出来ずでした。
また、筆者の周りで最近管理研修を受講された方が居られなかったので、どういった内容の修了試験なのかも分からぬままでした。

とりあえず11月に入り研修資料として省エネルギーセンターより送られてテキスト3冊と追加資料の冊子2冊をパラパラ読みましたが、正直全く理解できず意気消沈。
とりあえず、いつも通り書店へ出向き書籍をパラパラ。
個人的に分かりやすかった2冊を買って勉強開始。

お勧め参考書

「オーム社 エネルギー管理士試験[熱分野]徹底研究(改訂2版)」
  「電気書院 エネルギー管理士 熱分野 模範解答集」

※画像をクリックするとAmazonサイトへ移動します。
模範解答集は必ず最新のものを買ってください。

尚、電気分野にも同様の参考書がございます。どちらも3~4千円前後と高額ですが、筆者は修了試験を突破するにあたり非常に分かりやすかったです。

研修20日前より毎日帰宅後10~30分程度参考書をパラパラ。
休みの日は丸1日使い過去問と研修資料を読み進めることで、概略は多少理解できたものの、熱力学などの計算は未だに分からず。
「これはまずいかも…」と右往左往しつつ、
研修前日を迎え上司より「今年研修落ちても来年も受けてもらうからね!(自腹)」と激励?のお言葉を頂き、費用の事が頭から離れず背水の陣で研修に臨むことに。

東京会場は新交通ゆりかもめの「東京ビックサイト駅」を出て東京ビックサイト反対側にある「TFTビル」9階が研修会場でした。
駅から会場まで、他の試験会場ように係員の方が立って案内して頂ける事は無く、土地勘が無い筆者は迷子状態に。
初日が日曜日という事もあり、あまり人がいない中でTFTビルへ入る列についていき、何とか研修会場に到着しました。

研修会場は熱分野と電気分野で分かれており、筆者が受講した熱分野会場は1,000人程度収容可能な大きな会議室で、正面にプロジェクターが5台ほど設置されており、席も長机に2人掛けとゆったりしている感じでした。
尚、席順は会議室正面に貼られて席次表とおり座り、移動はできないとのことでした。※係の方に確認しました。

さて、いざ研修が始まり最初のオリエンテーションで係員の方から衝撃的な事実が告げられるのです。

「今年より研修方法や修了試験が変更になります。」

それを聞いた筆者含め会場の受講者は「???」となったと思います。
というのも、ホームページには研修の変更点には記載があったものの修了試験の変更点については触れてなかったのです。
以下が今回の変更点となります。

・管理研修日程を変更。
今までは、6日間連続で研修を行い最終日(日曜日)に修了試験でしたが、今年から講義前半と後半に分かれ、日~火曜日の3日間(2週)にわたり研修を行いそれ以外の曜日はお休みでした。
※2023年度予定は下記の通り
講義前半 12/3~5
講義後半 12/10~12
修了試験 12/17(日)
この研修日程は、筆者にとっては救いでした。
と言うのも、休みの水~土曜日を会社へ出社以外の時間を全て勉強に充てれたからです。

・講義が録画したものを視聴へ変更。
過去、講師の方が当日に登壇されて講義をする形式だったようですが、今年より録画したものを視聴する形に変更となりました。
質問等があれば休憩時間に係の方に筆問する形式となり、試みとしては素晴らしいと感じました。
しかし「その3」で書きますが、残念ながら講義を視聴する気にはなりませんでした。

・修了試験が今まで記述式だったのが択一式に変更。
 →筆者にとってこれが一番の絶望ポイントでした。
色々な方のブログやYahoo!知恵袋、筆者の勤めている会社の過去受講された先輩方の話を纏めると「とりあえず、計算問題は答えが間違っていても、式(間違っていてもOK)を何かしら書いていれば加点される」との事でしたが、今年から択一式の為、途中式の加点が無くなりました
しかも問題によっては4肢や5肢では無く8~10肢から選ぶなど、非常に難易度が上がっているように感じました。
係の方が言うには、修了試験の出題方法は「ほぼエネルギー管理士試験と同じ」との事でした。筆者の正直な感想として「7万円払って通常試験ってどうなの…。」と若干の憤りを覚えました。
※色々とマイナス面を書きましたが、プラス面は「その3」で細かく書かせて頂きます。

過去の前例が通用しないとは中々辛いものでして…。
筆者は暗中模索の中、管理研修を受けることになるのです。

次回は「エネルギー管理研修修了記 その3」として記事にしたいと思います。

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