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こんにちは!
勝利の方程式Xなどを担当している飯村です。

弊チームは持ち回りでnoteの担当を割り振っているのですが、自分のターンが来たので何を書こうか考えた中で、チームメンバーがモチベーションに関する内容を書いていたので、私はちょっとだけ趣向を変えて最近起きた出来事から思ったことを叙述していきます。

◆親との会話で感じる変化

私は、現在親と暮らしています。挨拶が好きなので、毎日のように親に「ただいま〜」や「おはよう〜」ということを心掛けているのですが、最近、親の加齢と共に耳が遠くなっていることを感じます。

ドアを開けて一度目、大声で「ただいま〜」と言うと親は基本的には気付きません。そのため、二度目、その声の倍ぐらいの声で『『『ただいま〜〜〜!!』』』と言います。すると、親はその「ただいま」が一度目のただいまだと認識したようで、何事もなく「おかえり〜」と返してくれます。

この日常の何気ない一コマをあなたはどう感じましたか?
親も歳を取るし加齢によって起きる聴力の低下だろうと考えるケースが一般的だと思います。

私もそうだと思ったのですが、少し気になったことがあり、別の日にとある実験を行いました。
私はまず初めにいつも通り「ただいま〜」と言いました。すると親はいつも通り聞こえていません。そのためいつも通り二度目は『ただいま〜〜〜!!』と大声で話しかけます。するといつも通り「おかえり〜」と帰ってきました。
今回に関しては、その後「今日すごい風強いね〜」と最初の「ただいま〜」よりも小さいけれど聞こえるくらいの声量で話しかけました。すると親は「そだね〜」と返してきました。

ここで私が疑問に思ったことが、どうして一度目の「ただいま〜」が聞こえなかったのに、それより声が小さかった「今日すごい風強いね〜」は聞こえたのか?聴覚の衰えのみの問題であると考えると、「今日すごい風強いね〜」は聞こえないはずです。

年齢による聴覚の衰えがあるのは確かにそうですが、別の要因が大きく関わっているのではないか?と私は考えました。

◆加齢と認知に関する仮説

そこで私は耳が遠くなる現象について調べてみました。

まず調べたのは「集中すると周りが聞こえなくなる」という現象です。
これは、過集中という症状で、ADHDの方などによく見られる症状とのことです。果たしてそれかと言われると、親は注意力の欠如であったり、多動であったりADHDに関する症状を持っているわけではなかったため、その説は違うと考えました。

次に考えたのが、加齢に関する問題です。
親は、実際加齢に際して受け答えが悪くなっていた印象があったため、おそらく加齢が原因なのだろうと考えていました。しかし先ほどまでの理由から"聴力の低下"が主な原因ではないということも感じていました。

その中でもう少し調べてみると見ると、"聴力の低下"は周りから聴こえる情報量を減らし、結果的に認知機能が低下するということがあるということが分かりました。得られる情報が減ってしまうことによって周りへの興味も少しずつ損なわれ、それが認知機能に影響を与えるということがあるそうです。

歳を取ると認知機能が低下するということはよく言われます。
私の親も注意をこちらに傾けているとさっきまで聞こえなかった音量の声が聴こえるようになりました。ということは普段の注意を周りに向けていないから聴こえていないのだと私は結論づけました。

これらの事例から私個人の考えですが、「認知機能」は"普段の周りへの注意力"に依存するのではないかと考えています。

◆ずっと若くありたい人へ

よく言われている事として、ある企業の社長など、その仕事に就いている間はすごく見識が豊かでしっかりしているにもかかわらず辞めた途端病魔に襲われたり、認知症になって一気に心身共に衰えたりするということがあります。他にも畑仕事などをしている田舎のおばあちゃんはいわゆる"ボケる"ということはあまりないとも言います。

認知症などについてはまだ分からないことが多いですが、私の仮説から考えると、仕事をしている人間は信じられないほど多くの仕事に見舞われながら色々な物に注意力を持っていなければなりませんが、辞めるとそれが一気になくなってしまうため、今までの集中の線が切れてしまったかのように認知機能が一気に低下してしまうのでしょう。

現在は様々な便利なものが世の中に出回り、軌道に乗ってしまうと自分が努力をせずしてお金を稼いだりすることは容易な社会です。そうなってしまうと集中力や認知機能は低下しやすいのだと思います。

今回の一例は私の曲解も含まれているので、正直これだけで全てのことは言えません。しかしながら、認知機能の低下と注意力の変化の相関は存在しているのだろうと感じます。

常に何かに挑戦する。新しいことにチャレンジする。その習慣が自分たちの認知機能を高める行為なのではないか。皆さんも年齢のせいにせず、常に新しいもの、知らないことにアンテナを貼って自分を高める努力をしてみてはいかがでしょうか?

きっとそれが若返りの秘訣なのでしょう。

勝利の方程式では勉強をする全ての人を応援しています!
勉強をして自分を、周りを高めていきましょう!


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