こんにちは、ラリマーです。
　世の中には、なにかとタイミングの悪いひとというのがいますよね？

　わたしの周囲でも、「なんでこのタイミングで、こんなメールが届くの？」という瞬間が何度もありました。

　今回は、タイミングの悪いひとの話をしたいと思います。

　その知人は、不思議なことに、毎回タイミングの悪い内容のメールを送ってくるんです。

　例えば、わたしの家族が具合が悪くなり、慌ただしく病院を探していた時に、「メリークリスマス・イブ！」と送ってきたり。

　大好きな映画の続編を観ようとしていたら、その映画に対するネガティブな感想を送ってきたり。

　こちらが気にしていることを、茶化すような内容で送ってきたり。

　送られてきたほうとしては、なぜ、イブの日の朝イチに、こんな内容を送ってくるのだろう。しかも、イブは夜のことだから、時間帯も違いますよとツッコミを入れたいぐらい、空気の読めていないメールに不快感を抱きます。

　もしも、翌日に「メリークリスマス！」と送られてきていたら、問題なかった。

　こちらの事情を知らないひとに、そこまで求めるのは……、と思う方もいるでしょう。

　しかしです。こちらの事情を既に知らせていた場合ならどうでしょう。

　気がつくひとは、「いま、大変な時期だから、こういったメールは控えよう」、あるいはメールの内容を「お身体の具合はどうですか？　落ち着きましたか？」という、相手のテンションに合わせた内容を送ることができるはずです。

　想像してみてください。

　身内に不幸があった、震災にあって悲しみに暮れている。そういった事情を知っているにも関わらず、「メリークリスマス！」や「明けましておめでとう！」とメールが送られてきたら、あなたはこの知人に対してどう思いますか？　どう感じますか？

　不妊治療しているあなたに、不妊治療していることを知っている知人から「妊娠したの！」とメールを送って来られたら？

　　つまり、「タイミングが悪いひと」の中には、相手の気持ちや事情をムシして、自分の気持ちを優先して行動をとっているひとが含まれているんです。

　たとえ普段、優しく振るまっているひとだったとしても、こういった小さな行動で、そのひとの本音や本性というのは出てきてしまいます。

　もしもあなたの周りに毎回タイミング悪いうえに、あなたを不快にさせるひとがいたなら、そのひとは単なる自己中心的なひとです。

　周囲が傷付くことなんてお構いなしに行動しているだけですので、どうかそっと離れてください。

　それが、あなたの心の健康を守ることにも繋がってきます。

　ちなみに、前々回お話しした知人は、わたしがメールを送った直後から音信不通になりました。

　ご縁がないひとというのは、こうしたちょっとした事で簡単にご縁が切れるようです。

　自分の気持ちを我慢せず、嫌なものは嫌だと相手に伝えることは、その先もそにひととご縁が続くのか否かを判断する良い方法なようです。