7つの里農場

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最近の記事

大玉トマトは雨よけなくても栽培できる?(教えてほしい!)

さてさて、そろそろ梅雨の季節で、今日(5月13日)も冷たい雨が降り続いているが、当農場では夏野菜の定植(育苗ハウスから畑の移植)が目白押しである。また、この季節は田植えも同時進行でやっているため、毎日ヘロヘロのドロドロという感じで、1年で一番忙しい時期かもしれません。 トマトという作物は南米から伝わった作物で、乾燥を好みます。本来は日本のような雨が多く、湿度が高い気候には合いません。特に梅雨の前後に雨に当たり続けると病気が出やすいです。厄介なのはウィルス性の病気が出ると伝染

    • 日本の海外支援型NGOはほとんどが中途半端の虚構

      私が現在、農業を実践しているのは、20年ほど前にある海外支援型のNGOに在籍し、そこでの経験が大きい。そういう意味では、感謝しないといけないが、未だ釈然としない思いがあるので指摘しておきたいと思う。 まず、こういったNGOに参加するのは悪いことではない。特に若い時に海外の色々な国、人々、文化があることを知り、またそれを肌で感じることは非常に重要だ。色々な無駄な机上の知識を頭に詰め込むより、そういった経験は自分の視野を広げるという意味で大切だ。しかし、そういったところに沼の主

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        ジャガイモの土寄せ

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          サツマイモの植え付け

        大玉トマトは雨よけなくても栽培できる?(教えてほしい!)

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          苗づくり目白押し!

          苗づくり目白押し!

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          種もみの種播き

          種もみの種播き

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          夏野菜たちがそろそろ芽を出す

          3月ぐらいからビニールハウス(通称育苗ハウス)に夏野菜の種を順次播いていきます。ビニールハウスは本当は使いたくないです。ガラスハウスを作る計画もありますが、時間がなくて...。日本の農業はビニール信仰がすごくて、これは戦後にアメリカの政策の一環として(?)農業が産業の一部として転換、というか洗脳された結果です。簡単に書くと、後に悪名高きモンサントという会社が三菱と組んで「三菱モンサント」という会社を設立します。ビニール資材を多用するようになった背景にはこういった会社の思惑も大

          夏野菜たちがそろそろ芽を出す

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          稲の種もみの塩水選と温湯消毒

          稲の種もみの塩水選と温湯消毒

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          深刻なナラ枯れ(森林荒廃の現状)

          3月も後半になりいよいよ農作業も忙しくなってきた。まあ、ぼちぼちエンジンをかけていく感じだ。ジャガイモの植え付けも終わり、夏野菜の種蒔き、苗づくりが目白押しで続いていく。今週末ぐらいには稲作用の種もみの準備もある。農作業に暇はない。作業に優先順位をつけて何とかこなしていくしかない。楽しくもあり苦しい日々(笑) さて、話は変わり、森林の「ナラ枯れ」の問題。これは、近年雑木林で起きているナラの病気です。カミキリムシが媒介した菌によって感染したナラがいっせいに枯れていきます。私の

          深刻なナラ枯れ(森林荒廃の現状)

          人参の種(春播き)

          当農場では3月のはじめに人参の種播きをします。感覚としては春の畑仕事のはじめという感じで、ここらから徐々に農作業のエンジンをかけていきます。手にのせてフッと息を吹きかければ、飛んで行ってしまうような薄く平べったい種です。人参は夏(8月ごろ)に播くものは「黒田五寸」、春に播くものは「春播き五寸人参」というものを作っています。 わざわざ名前を書いたのには訳があります。最近の日本の農業では古くから作られてきた伝統固定種の種はほとんど使われなくなってきました。上記の人参は古くから選

          人参の種(春播き)

          花見山公園を目指して

          農業をはじめて20年以上になる。これからも何とかそれを生業として生きていきたいと思っている。途中(非常に残念なことだが)、家族がいたのに独りぼっちになり、厳しい状態もあったが、まあ毎年ギリギリの状態で何とか続けてきた。今後も何とかしがみついていきたいと思っている。 許可もなにもとっていないので、名前を出すのは駄目かもしれないが、福島の郡山に「花見山公園」という、4世代もの間、山に花木を植えて作り上げた自然(?)公園がある。実際に行ったことはないのだが、画像などで見るその風景

          花見山公園を目指して

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          味噌づくり(3)

          味噌づくり(3)

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          味噌づくり(2)

          味噌づくり(2)

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          味噌づくり(1)

          味噌づくり(1)

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          落ち葉掃き

          冬場の作業の一番としては落ち葉を集めることです。山に入ってひたすら集めます。この袋100リットルぐらいだろうか。80袋を毎年集めます。これは腐葉土を作るためのものです。 今、このような作業をしている農家さんがどれほどいるのかわかりませんが、少なくとも私の周りではほとんどいませんね。里山の荒廃が指摘されて久しいですが、山を管理して下草刈りを行い、落ち葉を集めるという行為は非常に重要なことだと思っています。昔はこういった里山が人里と山との境界線として帯のように国土を走っていました

          日本の農業を憂いて

          この写真は今の時期から1が月前ぐらいの家の裏山です。切り倒した杉や檜を玉切りにして薪にします。薪にするには1年前に木を切り倒しておかないと、燃えるような薪になりません。これらを適当な大きさに切って家まで降ろします。家に帰ってさらに薪割りをして、積み上げて少し乾燥させてからやっと利用できます。 これから時間のある時にこのサイトで投稿しようと思っています。「農業を憂いて」というタイトルにしたのは、今まで、ほぼ一人農業で二十年間従事してきましたが、最近の日本の農業の状況は手の付けら

          日本の農業を憂いて