上げ潮のゴミのように
日がな揺蕩って生きている
トカナントカ
カッコいいこと言いたい日も
そらあります。
だってボクちん、猫だから。

とはいえ
留守番係の役目も果たしているのだし
たまには小生達を褒め称えてほしい。

留守中は、何してはるん？

イイネ
そういう質問は どんとこいです。
胸を張ってお答えします。
今日はお習字してました！
清水寺の和尚さんよりも いち早く
今年の漢字、書いたったで
ほな見てや

もぉ～。めっちゃ見たことある猫やん
ヒゲないけど かわいいねぇ～
じゃないのよぉ。
小生達は、真面目に留守番をしているのだ

でも、このところ
大切な留守番タイムに
カメムシをも抹殺するような
爆音が響き渡る。

アリガトおゴザイマス
ウメガワラナミオでございます～

町の議員を選別するイベントが控えていて
右往左往縦横無尽に
スピーカーから
綺麗な女性（多分）の声がする。
気が散って仕方ナッシング。

そんな悲惨な局面でも
『怪しいヤツこないか見ててね』
という家政婦の命を受け
我々は、ずっと見ている。
ひたすら、見ている。
ただ、見続けている。
･･･だけなのである。仕方ナッシング。