『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜

No.042

　21世紀に入り、インターネット接続の高速化が進み、ブロードバンドの普及により、写真や動画の共有サービスが提供されるようになりました。その初期の接続手段として、電話回線を使用したものがありましたが、通信速度は非常に遅いものとなっていました。その後、ブロードバンド接続の技術が進化し、［　①　］を使用したFTTHや放送ケーブルを使用したCATVなどが現れました。これにより、高速な通信が可能となり、大容量のデータの送受信が容易になりました。

さらに、無線通信技術の発展により、携帯電話網を利用した接続速度も向上しています。1秒あたりのデータ転送レートは、［　②　］では50Mbps~1Gbpsでしたが、［　③　］では10Gdps~20Gdpsにまで増大しました。

ブロードバンドの普及は、情報の流通量を増大させ、動画のような映像や音声を伴う大容量データも容易に送受信できるようになりました。これにより、情報社会の発展に大きく貢献しています。

問1　 空欄［　①　］から［　③　］に当てはまる言葉をそれぞれ答えなさい。

問2　本文全体を読んで、ブロードバンドの普及がもたらした社会の変化について述べる文を一つ選びなさい。

①      ブロードバンドの普及により、人々はより高速な通信を享受することができ、情報の取得や共有が容易になった。

②      ブロードバンドの普及は、情報の流通を制限し、情報の自由な取引を困難にした。

③      ブロードバンドの普及により、一部の人々が大量の情報を独占することが可能になった。

④      ブロードバンドの普及により、インターネット接続の必要性が低下した。

⑤      ブロードバンドの普及により、情報を共有するプラットフォームが多様化し、情報格差が拡大した。

〜解答と解説〜