文字コード『毎日の情報Ⅰ』134
『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜
No.134
情報技術の中心的な要素のひとつに、文字情報の電子的な取り扱いがあります。文字とは、我々が日常で用いるアルファベットや数字、記号など、情報を伝達するための基本的な単位です。これらの文字情報を電子的に取り扱うためには、特定の規則や体系が必要とされます。
特定の文字や記号を数字のコードとして表現することで、コンピュータやデジタルデバイスが文字情報を理解・処理することができます。この文字や記号と数字のコードとの対応関係を定めたものを[ ① ]と称します。さらに、これらの対応関係を組み合わせて作られた全体の体系やフレームワークのことを[ ② ]と呼びます。
初期のコンピュータ技術においては、主に英語を基盤とした簡略化された文字コードが用いられていました。この時期に普及した代表的な文字コードとして[ ③ ]が存在します。しかし、国や地域、文化によって異なる文字や記号を扱うため、この方法では限界が明らかになりました。そこで、異なる言語や記号を広範にカバーするための文字情報の取り扱い方法、すなわち[ ④ ]が発展的に導入されるようになったのです。
問1 上記の文章を読み、空欄[ ① ]から[ ④ ]に当てはまる言葉を次の語群から選びなさい。
問2 Unicodeについて、正しく説明している文章を選びなさい。
① Unicodeは、すべての文字や記号を8ビットで表現する文字コード体系である。
② Unicodeは、主に英数字を表現するための7ビットの文字コード体系である。
③ Unicodeは、世界中のさまざまな文字や記号を統一的に表現するための文字コード体系である。
④ Unicodeは、文字情報を暗号化するための方法であり、セキュリティ上の要求から生まれた。
〜解答と解説〜
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