米株派だったのですが、日本株もぐいぐい上がっているので、遅ればせながら買い足しました。
正直、日本株がここまで上がるとは思っていませんでした。

私が株を買う時に大事にしていることは、
①頭の良い人が働いているか
②会社の持っている強みは、他社の追随を許さないか
③株価にコミットしているか

①頭の良い人が働いているか
株価は、PER×EPSです。
PERは、凡その目安がありますよね。日本のマーケットでは、15倍前後でしょうか（最近は少し高いんですかね）。
所与とまではいきませんが、自分ではハンドリングできない領域です。
EPSは、一株あたりの利益であり、突き詰めると会社の稼ぎ出す利益です。
競争に勝つことで利益が出るわけですから、「人」が優秀でないと、勝てるわけもありません。
自分より頭の良い人に働いてもらい、その収益を持ち分だけ頂戴しましょう

②会社の持っている強みは、他社の追随を許さないか
マーケットでは、新しい製品・サービスを提供しても、直ぐに模倣され、競争力は削り取られます
他社が真似できない製品・サービスを持っていれば、その会社の利益は他社に脅かされることはないでしょう。
別の言葉で言い換えると、「参入障壁が高いか」とも言えます

③株価にコミットしているか
オーナー系社長の企業に多いですかね。
サラリーマン社長は、会社の株価が上がっても自己株式の上昇分しかメリットありません。また、数年で退任します。サラリーマンの延長でしかありません（正直、株価が上がらなくても良い）。
一方、オーナー系企業では、依然として創業者（一族）が株式を大量に保有しています。株価の上昇は、彼らの資産が大きく膨らむことに直結です。
鬼のような創業社長が陣頭指揮をとり、社員をこき使い、株価上昇にコミットしてくれる会社があれば、理論上株価は上がり続けます。

但し、マーケットの動きの前では①～③も無力です。
クラッシュしないことを祈ります。