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AAPAリプレイ小説:「Nexus Requiem: The Cybernetic Chronicles」

「「エーテリウム・アルカナム・プラエトールズ・アセンション」
いや、実に面倒な名前ですね。拙作GPTs=「TRPGベームマスターAIチャットボット」である、それですが、今年の初め頃から、ワールドセッティングを読まないという不具合を示していました。ごめんなさい。これは、シナリオの陳腐化を避けるための手段を講じたインストラクション中の命令とワールドセッティングの読み込み命令のコンフリクトっぽかったです。2つの命令が相反していた事がわかりました。いやー、長かったです。なかなか修正できなくて、原因がつかめなかったんで、openAIの責任で逃げようかなとか思ってたんですが、適当な事言うのもなんだなーと思って・・・
ただ、この間に一つきずいた点がありますので、それも書いておきます。
chatGPTは、マイナーアップデートを繰り返しており、その折々にプロンプトの解釈が若干異なるようです。通常対話型言語モデルに求める「単純な質問への解答」や「文書生成」「要約・翻訳」などには影響がないようにしているのでしょう。なかなかそのあたりをネットで調べても私同様に「困っている」人を見つけることができません。私の対話型言語モデルに求めている「TRPGのゲームマスターとしてゲームセッションを維持する」という動作は、およそopenAIが想定する範囲の利用法ではないと思われますので、マイナーアップデートの際に、私に不具合が出てもそれは「想定外」ということです。ですから、私が対話型言語モデルの実際の機能制度に対して合わせた「ゲームセッションの維持」を的確にプロンプティングしなければいけません。知識としてのプロンプトだけでなく、行動指示をするプロンプト部分も膨大になり、その一貫性が担保できなくなりつつあるようです。結局のところ、追加・追加としてきたプロンプトをフルスクラッチしなければならなくなっているみたいです。その際にもchatGPTのマイナーバージョンがもつ「癖」ともいえる部分を的確にとらえなければなりません。いや、実に難しいです。あと、「GPTが思うように動いている」とど、うしても「自分は正しいプロンプトを書いている」と判断してしまいます。そこが盲点で、実は「正しくないプロンプト」であるにも関わらず、その時のGPTが「こうであろう」と判断した動作がたまたま自分の思い描く動作と一致していたにすぎないことがあるわけです。これが一番キツいです。説明しにくいんですが、マイナーアップデートとかで「はぁ?」と思わず声が出るようなとんちんかんな回答をし始めたりすると、もうすべてを投げ出したくなりますwww

あ、話が長くなりすぎました。「えーてリアル・アルカナム・プラエトールズ・アセンション」は、TRPGのゲームをユーザーに提供するGPTsです。その動作がある程度元の「ま、いいんじゃね?」レベルに到達しましたので、1月10日の今日、トップ記事を更新しました。
この間に、AAPAって全然だめじゃん。言ってるような動きしねーんだけど、と思ってモニターにつば吐いてしまった人も、もう一遍遊んでみてくださいね。って、対象はプラスユーザだけですけど。

私のAAPAじゃなくて、poeあたりに、D&Dをプレイできるボットとか、サイバーパンク2077だったかとかいうサイバーパンクを楽しめるボットがあるんで、無料でって人はそちらで楽しんでください。いや、むしろ私のAAPAよりすげーんで、遊ぶならそっちが全然良いですよ。自分としては、自分の能力の低さに愕然としてしまう事実で、辛いんですけどね。

で、今回テストプレイにと思って「ネクサスの鎮魂歌」ワールドでセッションをやってみたところ、なかなか面白そうな感じになったので、途中でゲーム中断して、「そのシナリオを使って短編を執筆してね」と書かせてみました。ヘッダ画像とかむちゃくちゃかっこいいので、ぜひ楽しんでみてください。一応「リプレイ」ということにしておきます。プレイしてないけどwww


主人公:
アバ・チューリング
サイバネティックエンジニア。ロボティクスとAIの専門家で、サイバネティックアームを持っています。

第一章

ネオンが描く幾何学模様が、夜のネクサス市を彩る。この都市は科学の楽園であり、同時に秘密を抱えた迷宮でもある。Ava Turingは、サイバネティック技術の精鋭として、その中心に立つ。

彼女の研究所は、市の脈動を感じる場所に位置していた。外の世界は、常に動き、変化し、新たな発見を生む。だが、その華やかな輝きの裏側には、闇がうごめいている。

ある夜、Avaのもとに一通の匿名メッセージが届いた。「ネクサス市の未来に重大な影響を及ぼす情報を握っています。あなたの助けが必要です。」メッセージには、市の外れ、放棄された倉庫の座標が記されていた。

彼女は深く考え込む。このメッセージの背後には何があるのだろうか。それは単なるいたずらか、それとも真実を告げるものなのか。その答えは、彼女自身が探るしかなかった。

Avaは、自分のサイバネティックアームに手をやり、深い息を吸った。このアームは彼女の誇りであり、その技術の粋を集めた作品だ。だが、今夜はそれが何か別の目的を果たすかもしれない。

彼女は決断した。この謎を解き明かすために、自らの足でその場所に向かうことに。Avaは研究所を後にし、ネオンの海を渡って、未知の真実に向かって歩み始めた。

彼女の背後で、都市は静かに、しかし確かに、その息を潜めていた。

第二章

放棄された倉庫へと続く道は、ネクサス市の喧噪から遠く離れた場所にあった。Ava Turingは、街灯もまばらな暗い道を進む。彼女の足音が、寂寥感を帯びた夜の空気に響く。

倉庫は、かつて栄えた工業地帯の遺跡のような場所に佇んでいた。その巨大な扉は、長い間人の手が触れられていないことを物語っていた。Avaは、心の準備を整えると、静かに扉を押し開けた。

中は予想通り、荒廃した光景が広がっていた。薄暗い室内には、かつての機械や装置が無造作に放置されている。しかし、彼女の研ぎ澄まされた感覚は、何者かの存在を察知していた。

突然、ほの暗い中から、一つの声が響いた。「あなたがAva Turingですね。私たちはあなたを待っていました。」声の主は、影からゆっくりと姿を現した。彼は中年の男性で、疲れた表情をしていた。

男性は、ネクサス市で進行中の秘密計画について語り始める。それは、市の上層部が関与している、人間のサイバネティクス化を強制的に進める計画だった。Avaは衝撃を受ける。その計画が現実のものとなれば、市の未来は暗いものになるだろう。

彼女は、自らが手がけた技術が、どのように使われようとしているのかを理解し、深い怒りと共に、行動を起こす決意を固めた。この計画を止めるためには、証拠を集め、市民に真実を伝える必要があった。

Avaは、その男性から得た情報を元に、次なる行動を計画する。彼女には時間がない。市の運命は、彼女の手に委ねられていた。彼女は、再びネクサス市の深淵へと戻る準備を始めた。

第三章

ネクサス市の心臓部に戻ったAva Turingは、市民たちに真実を伝えるための証拠を集める。彼女は市のデータネットワークに潜入し、秘密計画の詳細を探り始める。彼女のサイバネティックアームは、この任務に不可欠な道具となった。

夜は更け、街は静寂に包まれていた。Avaは、巧妙にセキュリティシステムを乗り越え、重要な情報にたどり着く。計画の全容が明らかになり、彼女の疑念は確信に変わった。この計画は、ネクサス市の未来を脅かすものであり、止めなければならない。

彼女は、集めた証拠を市民に公開するため、市の中心広場へ向かう。そこには大型のディスプレイがあり、通りを行き交う人々に情報を伝えることができる。Avaは、勇気を持ってその場に立ち、真実を暴露する。

ディスプレイに映し出された証拠によって、市民たちは衝撃を受ける。計画の非人道性と市の上層部の関与が明らかになり、人々は怒りと共に立ち上がる。Avaは、市民たちに向けて、真実を知る権利と自由を選ぶ勇気について語りかける。

その夜、ネクサス市は変わり始めた。市民たちの目は開かれ、彼らは自分たちの未来を自らの手で切り開くことを決意する。Ava Turingの行動は、市の歴史に新たな1ページを刻み込んだ。

ネオンの光が薄れる中、Avaは遠くを見つめる。彼女の戦いは終わったわけではない。だが、この夜、彼女は一つの勝利を手に入れた。ネクサス市は、新たな朝を迎える準備ができていた。