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歩くためのリハビリ 退院に向けて

好酸球性多発血管炎性肉芽種症 闘病記その11

入院生活も既に1ヶ月
桜も知らないうちに散っていた
手のリハビリは毎日少しずつでもできる事が増えて
もうすぐ左手小指が動きそう
そんな頃歩行リハビリも始まった
足首に重りを着けてもも上げ
手すりで歩く 横にカニさん歩き サイクリングマシン
手に比べて足は麻痺が軽かった為順調に日々課題をクリアし、この頃初めて「退院」の言葉を耳にした!
退院後の日常生活に必要な動作ができるようになったら
退院が見えて来るとの事
1ヶ月以上ゴールの見えないただ不安な毎日だったから
やっと明確な目標が見えて精神的に楽になった

それからはリハビリ部屋からゴムチューブを借りて
病室のベットでも筋トレに励み、歩行器に頼らず廊下をひたすら歩きまくった
リハビリもレベルが上がって来て
後ろ向きに歩く 片足で立つ 
1番の難関は階段 これがクリア出来ないとお外には出られない お外に手すりがあるとは限らない。
元気な頃は気付きもしなかったが、確かにその通りです
壁を頼りに登って降りて 私の場合頼りになるのは右手だけで いろんな困難な状況を想定をするのも大切な事でした

ちなみに今でも日常生活には困難ばかり
世の中段差ばかりだし、手すり無しの下り坂や微妙なスロープとか危なくてしょうがない そしてエレベーターはインバウンドの大荷物組に占拠され、さぞかしベビーカー移動のファミリーも困っている事でしょう

退院直前は外に出て公演を散歩出来るまでになっていました。いよいよ入院生活の終わりが見えて来たのでした

リハビリは順調
残る退院条件はプレドニンが1日30ミリになる事
今思えばこの頃が1番元気だった気がする(今より)
プレドニンとはすごい薬です
噂通りお腹空くし、噂通り見事にムーンフェスにその後悩まされるし、でも元気は出る

退院後はプレドニン減薬との戦いに突入して行きます