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僕がやりたいのは、”メンタルヘルス”ではないっぽい

新生活、いかがお過ごしでしょうか。

僕は現在、東京にいます。
東京は、刺激的なものが非常に多く、毎日が楽しく、また、忙しなくもあります。


ところでみなさん、
最後に夜空を見上げたのは、いつですか。


ついさっき、スマホを家に置いて、銭湯に行ってきました。
(僕は、考え事をしたいとき、スマホから物理的に離れるようにしています。笑)


その時、ふと、ドーパミンで溢れている日常に気づきました。

東京に来て、早半年ほどですが、しんどくなることが多々ありました。
すごい人ばかりいて、大規模なイベントが毎日あって、24時間どこかが動いている。東京には、「静」を感じる場所があまりありません。

「動いていたい自分」と「止まっていたい自分」。

相反する感情が、日々、心の中でせめぎ合っています。

自分はどんな毎日を送りたいのだろうか、とよく考えます。


本題に入ります。
僕が「メンタルヘルス」に興味を持ったのは、間違いなく実体験にあるのですが、
その「メンタルヘルス」が指すものに違和感を抱えてきました。

僕は、過去に長期にわたって「止まって」いましたが、
そのまま心地の良い場所で、居座っていたいと思えなかったのです。


「このままでは終われない」


そのような強い志を胸に秘めていました。

「社会の保健室」を作りたいという目標があります。
具体的に見えてはいないのですが、学校にあった保健室のような居場所が社会にも必要だと思うのです。いや、僕が欲しいだけかもしれない。

僕は、高校の時の保健室の先生が大好きです。
高校を辞めてからも何度かその方の元へ足を運んでいます。

その方は、自分の体に起きていることを、
両親にも理解してもらえなかった時に、親身にしてくださいました。

いわゆる、”命の恩人”で、尊敬する方です。

高校を辞める選択肢を提示してくれたのも、僕が知らない世界を教えてくれたのも、よく本の内容について話し合ったのも、その方でした。
(僕がこんなにも本を読むようになったのは、不登校時代、時間を潰す手段がそれしかなかったことがきっかけです。)


「こんな人間になりたい」。
「こんな居場所を作りたい」。
それが、「メンタルヘルス」領域に興味を持った始まりでした。


では、「こんな人間」とはどういったものを表しているのでしょうか。

先生を目指していた時もありました。
カウンセラーや、社会福祉士を考えたこともあります。
けど、どこかしっくりこない。

きっと僕は、「止まって」いたくないんだと思います。もちろん、疲れた時は休むべきだし、そーゆー時期はそれで好きです。

あくまで個人の意見という前提で、人によって考え方は違うと思いますが、
僕は、挫折や失敗があっても、また「動き」出したくなってしまうんです。


きっと、今歩んでる道が閉ざされても、僕は「止ま」らないと思います。
じっとしてられない気がします。笑

きっと、何かしら違った領域で「動い」ているんじゃないかな。
もしかしたら、地元で喫茶店を開いていたりするかもしれないです。


読んでくださっている方々は、「メンタルヘルス」と聞くと、
どういった状態を思い浮かべますか?

正しい意味はおいておくとして、僕はどこかマイナスなイメージを持っています。どこかメンタルに不調がある状態が想起されます。


社会に拡がっている、この領域での取り組みやサービスを見てみると、

・カウンセリングやコーチング

・人を繋ぐチャットアプリ

・瞑想、マインドフルネス

・福利厚生、働き方へのアプローチ

・睡眠を良くするためのもの

などがあります。他にも、脳波や病院周りのサービスも幅広く用意されています。


「メンタルヘルス」はどこかマイナスなイメージで、
なにか支援をする(守ってあげる)必要がある、そんな気がしてします。


もちろん、これらは必要です。
僕も多くのものにお世話になり、たくさんの支援を受けてきました。

ただ、僕が時間をかけてやりたいことかと言われると、
少し気が進まないのが本音です。


僕が保健室の先生から教えてもらったのは、
「止まる」ことはもちろんだけど、
それ以上に違う可能性へのわくわくでした。


「こんな辛い日常が変わるかもしれない」

「違った生き方があるのかもしれない」

「他にイキイキできる場所があるのかも」


そういった、次なる「動き」を想像できたことが、
とても心の支えとなりました。


休む時間は間違いなく必要です。
どれだけでも「止まって」良いし、
別に「動く」ことを万人に強制したいとも思いません。

けど僕は、
新しいものを学んでいる時、
ワクワクする所へ足を運ぶ時、
知らない世界の人と話す時、
そんな「動き」に魅了されます。


こんな僕は、いわゆる「意識高い系」で、
ちょっと変わった人なのかもしれません。

けど、たくさん「動い」てみると、
自分が過ごしていた日常の外には、
もっと沢山「動い」ている人がいて、
更には、変な「動き」方をしている人がいます。

「動く」スピードが違ったり、
領域がそもそも違ったり、
後ろに「動い」ている場合もあります。

更には、はたから見たら「止まって」いることが、
「動い」ていることになっている人もいるようです。


そんな人々がいる環境が、僕には楽しくて仕方がありません。
僕がやりたいのは、これだ!って思うんです。


果たして、「社会の保健室」ってなんなのでしょうか。
僕のこうした思いが、どんな形でアウトプットできるのか、
未だに全然見つけられていません。


突然ですが、そろそろ、眠くなってきてしまったので寝ます。

今の僕が言語化できるのはここまででした。


僕がよく発している「メンタルヘルス」の裏にある思いが、
ちょっとでも伝わっていたら、嬉しいです。


ここまで読んでいただいてありがとうございました。

今日はこの辺でおしまいにして、また明日から「動き」だそうと思います。


おやすみなさい。


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