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「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」について

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著者初の商業出版「ふたりの余命  余命一年の君と余命二年の僕」についての記事をまとめました。
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記事一覧

ニュース番組に出演しました

本日のMRT宮崎放送「報道情報番組 Check!」に出演しました。特集コーナーで結構長い間流れていましたね。 ネットでも映像と記事が公開されました。 会社員時代にもテレビに出たことはあったのですが、テレビの収録は苦手でした。雑誌や新聞は言い間違えても、どもっても、記者がうまいことまとめてくれますが、テレビではそうはいきません。 生放送でなくても、録画でも基本的に一発取りです。編集はしてもらえますが、会話の速度や表情までは編集できません。 ところが、インタビュアーの加藤佐知ア

小説家デビューから一ヶ月が経ちました。これまでに学んだことなど

「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が発売されて一ヶ月が経ちました。その間、多くの方にご購入いただき、誠にありがとうございます。 子供の頃からの夢だった自分の小説が書店に並ぶ光景にも見慣れた一方で、デビュー前にはわからなかった多くのことをこの一ヶ月で学んだ気がします。 商業小説家になって経験し、学んだことをご報告します。 新聞社の取材新聞社の取材を受けました。会社員時代に雑誌や新聞社から何度か取材を受けたことはありますが、小説家としては初めてでした。 文芸欄の記者に

朝日新聞に紹介されました

朝日新聞に記事朝日新聞に「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」と著者が紹介されました。今朝の朝日新聞宮崎版に掲載されて、Web版にもアップされています。 僕のプロフィールと小説の内容が書かれています。 一般紙なのに人物像だけではなく、小説の内容についても書いてくれて嬉しいですね。 結構大きな記事で。カラー印刷だし。ありがたき。 小説に興味を持ってもらえれば こうしてメディアに登場することで、ひとりでも多くの人が「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」に興味を持って

著者初の商業出版「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が宝島社より10/5に発売!

初の商業出版!10月5日に宝島社より「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が発売になります。著者初の商業出版です。 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」は、長らくAmazonランキング上位を維持しているKindle版「ふたりの余命」を大幅改稿した作品です。 書き下ろしの「エピソード0 ひとりの余命」を収録していますので、「ふたりの余命」をすでに読まれた方でも楽しめる内容になっています。 表紙のすてきなイラストは 周憂さんに描いていただきました。物語内の世界

著者初の商業出版「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」発売まであと2週間

あと2週間! 宝島社より「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が発売されるまであと2週間になりました。天変地異が起こらない限り、2週間後には書店に人生初めての本が並ぶことになります(気になるのは、台風接近とインフルエンザの大流行かな)。 商業出版は、なにぶん初めてのことなので、どうしたら良いか、なにをしたら良いかわからず、右往左往しています。昨日は公式Xに「ワールドカップ日本戦前ぐらい緊張する」とポストしたけど、まさにそんな感じ。 他で例えるなら「高校受験の合格発

生まれて初めての見本

10月5日に発売される著者初の商業出版「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」の見本が手元に届きました。生まれて初めての見本です! 当たり前だけど、本当に本物、正真正銘の本です。 自著のペーパーバックは作ったことがありますが、プロが作ったた装丁の文庫本はクオリティが段違いで、感慨が深すぎます。周憂さんが描いた表紙は素敵で、部屋に本を置いておくだけでも、インテリアになると思います(できれば、読んで欲しいですけど)。 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」は、死神

「ふたりの余命」ができるまで

「ふたりの余命」の作り方 宝島社から10月5日に「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が発売になります。著者初の商業出版になります。本作の元になったのがAmazon Kindleで販売している「ふたりの余命」です。 作家が自著の話をするのを嫌がる人もいると思いますが、少しでも「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」に興味を持ってもらいたく、どうして「ふたりの余命」ができたのか記したいと思います。 ネタバレは含んでいませんが、本編を読む前に予備知識を一切入れた

「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」のQ&A

「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」発売! 10/5に宝島社より発売される「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」は、商業出版される僕の最初の小説になります。自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢が実現しようとしています。 自分としては「面白い物語」と思うので、多くの方に読んでもらいたいけど、そう簡単に無名の新人作家の本を手に取ってもらえるほど現実は甘くありません。どうしたら手に取ってもらえるか色々考えました。何度もしつこくPRするのもうざがられるでしょう

発売初日に自分の本を買ってみた

本日発売!本日2023年10月5日「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が発売になりました。書店に自分の本が並んでいる光景は感動的でした。 本編の原稿はすでにありましたが、書き下ろしを追加し、著者校正を行い、ようやく今日を迎えることができました。もちろん、作者である私だけではなく、編集者、校正、装丁、イラストレーター、印刷、物流、書店員など多くの人が仕事をしてくれたおかげで、読者の方に本をお届けすることができたわけです。 多くの人に感謝を抱きつつ、自分でも一冊買って

Yahoo!ニュースに載って、おっさんが全世界に顔バレした話

Yahoo!ニュースに紹介記事10月5日に発売された「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」の紹介記事がYahoo!ニュースに掲載されました。 まあ、事前に取材を受けているので、記事がネットに掲載されるのはわかっていたのですが、宮崎のローカル新聞だけだと思っていたら、Yahoo!ニュースに転載されるんですね。 おっさん顔が世界にYahoo!ニュースを通じて著者の顔(つまり、僕の顔)が全世界に広まってしまいました。素顔を非公開にすることはできたのですが、公開することにし

「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」発売開始三日目レポート

発売三日目著者初の商業出版「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が発売されて3日が経ちました。 週末なので、いくつかの書店を周ってみました(書店員さんのお仕事の邪魔にならないようにすぐに帰りました)。行ったすべての書店に自著がありました。大型書店はもちろんですが、商店街にある比較的小さな書店にも平置きされていました。 発売しているのだから当然といえば当然なのですが、すごいことですよね、これ。全国の書店に並んでいるわけですから。 北海道や九州は、土曜日に届いた書店が多い

「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」の舞台はどこか?

「ふたりの余命」の舞台最初からクイズ。 10月5日発売の「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」の舞台はどこでしょう? クイズを出して言うのもなんですが、「ふたりの余命」に特定のモデルの街は存在しません。行ったことがあるいくつかの街のイメージを混ぜて書いています。 小説内に出てくる実在の地名のひとつが「相模湾」です。主人公が通う高校がある場所が、「相模湾に面した小さな街」と表現されています。 相模湾といえば、すぐに思い浮かぶのは湘南だと思います。どこまでが湘南なのか論

地元ありがたや

僕は東京出身ですが、ここ十数年は宮崎県に住んでいます。宮崎は街がコンパクトで非常に住みやすい土地です。家のすぐ近くに映画館やスタバ、お店がたくさんありますし、海や山も近く、すぐに自然を満喫できます。東京は便利ですが、みんながみんな都心に住めるわけではないですからね。 宮崎に住んで実感したのは、住んでいる人の郷土愛です。地元宮崎を愛している人がとても多いです。口では「宮崎はなんにもないっしょ?」と言う人はいますが、宮崎の良い点を挙げるとみなさん嬉しそうに「こんなところもあるん

小説家デビューから10日が経ちました

発売10日目宝島社文庫「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が発売されて10日が経ちました。 多くの方に本をご購入いただいているようで、本当にありがとうございます。書店の店頭に自著が並ぶ光景もようやく見慣れてきました。 一方で、もっと多くの方に本を知ってもらうためにどうすれば良いか考えた十日間でもありました。 公式XやnoteなどSNSでアピールを続けてきましたが、それがどこまで効果があったのかはわかりません。 著者が言うのはどうかと思いますが、本の中身には自信があ