中山記念 穴馬考察


こんばんは。先週のフェブラリーSで
◎セキフウが見事3着。
馬券的中することができました。
今週もこの流れに乗って穴馬を狙っていきたいと思います。

それでは予想に。


中山記念 過去傾向

逃げ・先行有利
4.5歳馬が優勢
9番人気以下は過去10年馬券外

開幕週ということもあり、逃げ・先行がかなり有利となるレース。現に過去10年で見ても
逃げ・先行が9勝。差しは1勝しかなく、追込に関しては勝ちがない。
また、芝が痛んでいないため時計が出やすくスピード勝負になることが多い。
そのため4.5歳などの年齢が若く、体力のある馬が好走する傾向にある。
現に過去10年で4.5歳馬が8勝している。

人気馬が勝ち切ることが多く、過去10年では
5番人気以内の馬が勝っている。
昨年のように2.3着に穴馬が入ってくることもあるが、過去10年では9番人気以下は馬券に入っていないため、そこは要注意。

逃げ・先行ができる4.5歳馬で当日8番人気以内が想定される馬は、、

エルトンバローズ

である。

この馬については後ほど解説する。


人気馬 考察


ソールオリエンス

前走有馬記念8着。
前走は得意な中山だったが、最内枠というこの馬にとってあまり良くない枠。
古馬とのレベルの違いを見せてしまった。
中山芝成績は【2-1-0-1】と高い。
中山巧者であることは間違いないのだが、
今回は展開が向かさなそうだ。

後方から差す競馬しかできず、なおかつ不器用な馬であるためコーナーを上手く回れず大外からの競馬になってしまうため、前が止まらないことが想定される中山記念にとって差しが届かず敗戦の可能性が高い。
課題がある中で1番人気想定はかなり危険度が高い。
良馬場であれば軽視したい一頭。
だが、今週は雨予報で稍〜重馬場になれば話は変わってくる。

昨年の皐月賞で重馬場の中大外をぶん回して差し切った。
単なる偶然ではないと推測する。
父キタサンブラックも不良馬場で行われた天皇賞秋を勝ち切り、母父にはモチベーターという英G1で勝利した馬を持つ本馬。
乾いた高速馬場よりも重たい馬場の方が本馬のパフォーマンスが落ちず、好成績を収めることができると判断。
雨が降って馬場が渋るのであれば高い評価をしたい一頭。


エルトンバローズ

前走マイルCS4着。
2走前の毎日王冠でソングライン、シュネルマイスターを破った。
この時の馬場状態は末脚重視で直線は時計がかかり気味だった。
先行4番手につけ、内から好位に上がってきて接戦を制した。
前走は4着だったが、勝ち馬ナミュールとは0.2秒差と力負けではなかった。
今回は中山でのレースになるが、間違いなく展開は向くだろう。
脚質も先行型でコーナーリングも上手い。
ソールオリエンスよりも評価をしたい一頭。

中山記念は1800mだが、ラジオ日経、毎日王冠などで一着など距離の不安もない。マイルではペースが速くポジション取りに苦労していた。
1800m~2000mが一番本馬の能力が発揮されるだろう。
芝1800mの成績は【2-3-0-0】勝率40%、複勝率100%。
また右回りの成績も【3-3-0-1】勝率43%、複勝率86%と高い数字だ。
鞍上予定の西村騎手との相性も抜群。【4-0-0-1】
上位人気の中では一番信頼ができるだろう。



ヒシイグアス

前走香港カップ3着。
昨年の中山記念勝ち馬。
8歳馬ではあるが、まだキャリア通算20戦と少ないため、
そこまで馬齢を気にする必要はないだろう。
鞍上もキング騎手と心強い。
キング騎手はスタートが上手く、先行力に長けている。
中山のコースは一番能力が活きるだろう。
昨年中山記念の勝ち馬だが、昨年はメンバーレベルが低く、スローペースだった。
今年も同じように好走できるかはリピーターの多い中山記念といえど
微妙なところ。
中山記念以降良い成績は残せていない点も気がかり。
ただ中山巧者であることは間違いなく、
鞍上も含めて消すことはできない。


ソーヴァリアント

前走マイルCS12着。
不利があっての12着。そこまで評価を下げるものではない。
2走前の富士Sでは差し有利の展開で、
レッドモンレーヴと0.4秒差の3着。
マイルは少し忙しい印象を受ける。
今回の距離延長は間違いなくプラス。
また、昨年の中山記念はプラス12キロ馬体重が増えての出走で、
明らかに本調子ではなかった。

中10~14週での成績は【2-0-1-2】複勝率60%。
12月~2月の成績は【3-1-0-1】複勝率80%と高い。

また、枠順も良く、内枠の成績は【1-1-1-0】複勝率100%。
先行できる点も開幕週の中山では展開が向くだろう。





穴馬考察

今回私が推奨する穴馬は3頭。


ジオグリフ 

前走チャンピオンC15着。
最強馬イクイノックスに勝った数少ない馬。

近走は中々思うような展開にならず敗戦が続いていた。
この馬にとって1番の適性舞台と言える。
日本ダービーでは7着に終わったが、
この年の日本ダービーはかなりハイレベルかつ時計が速いレースであり、持続力が持ち味の本馬にとっては厳しいレースであり度外視。
ダートの凡走もそこまで評価を下げることではないと判断。

皐月賞を勝って以来の中山でのレースはまさに買い時。
むしろここで来なければ、もうこの馬を素直に買えない。
ドレフォン産駒であるため、早熟傾向で上積みは期待しづらい。そのためどこまで能力が落ちてないないかが鍵。
枠も内枠と好位に競馬ができそうな所を引いた。

また全芝1800m【2-1-0-0】と連帯率は100%。
復活を期待したい。



マイネルクリソーラ

前走の中山金杯3着で小回りが上手い。
外枠が不利な中で勝ち馬と0.2秒差はメンバーレベルも低くなく、評価できる。

直近では2000mを主戦場としていたが、
1800mの成績は【1-1-0-1】と距離短縮は問題無い。
前走の中山金杯では大外15番から中団少し前目にポジションを取った。
リカンカブールを見ながらの競馬で、勝負所での切れ味などの特筆すべきところは無かったが、直線でしぶとく伸びて3着。
3走前のオクトーバーSでは6着に終わったが上がりは最速の33秒ジャスト。
重馬場でも速い末脚を使うことができる点は今回の雨も評価を下げることにはならない。

オッズ妙味もあるため絶対に買いたい一頭。


ボーンディスウェイ


前走の中山金杯は4着だったが、
直線半ばでは先頭に立つ部分もあり、
オープン昇格初戦での重賞挑戦であった点も踏まえれば、評価を上げたい1頭。
3歳時には弥生賞で3着に入る実績もあり、能力の高さを証明。
ホープフルSでも5着。
得意の中山であれば重賞で戦える。
中山芝1800mの成績は【1-1-0-1】複勝率67%と高い。
脚質も先行で有利に競馬ができそうなのも+材料。
持ち前の持久力を発揮できる直線が短い直線の中山は向くだろう。
オッズ妙味もあり、狙いたい一頭。


本命

さて、中山記念の本命を発表する。
本命は

マイネルクリソーラ

でいく。

前走中山金杯組を高く評価しており、
直近10年の前走中山金杯3着内の成績は【3-2-1-2】と高い数字だ。
6着と大敗したオクトーバーSも前有利のレースの中で後方からの競馬。
ポジションが悪かった。
その中でも上がり最速の33秒。上がり2位とは0.7秒差をつけた。
能力の高さを見せた。
前からでも後ろからでも競馬ができる自在性が本馬の強みで競馬に幅がある。
2走前のアンドロメダSではディープモンスターに次ぐ2着。
この時の馬場は芝の痛みと前日までの雨で内ラチ沿いが伸びず、
外差しが決まるレースだった。
本馬は直線でも内側から伸びてきての2着。
しぶとく足を使った。
差し有利の展開の中でも2着に入り込めたことを高く評価。

今回はメンバー強化、かつ斤量も増えるが、このオッズなら買っていきたい。
先行できる点も評価したい。

今回はこの馬を本命にする。



◎マイネルクリソーラ 期待値高。道悪でも好走できる
○エルトンバローズ 能力上位。G1馬取れる器
▲ソーヴァリアント 枠◎ 展開向く。
△ヒシイグアス  鞍上強化。中山巧者
☆ボーンディスウェイ 中山巧者 能力高い
注ジオグリフ 復活の時。

買い目

◎単複
◎→馬連流し
三連複フォーメーション ◎→〇▲△→〇▲△☆注
(3列目にソールオリエンスも追加)


以上。

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