藤宇

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藤宇

Amazonで本を販売中です。 https://t.co/GsYlGhydx3 よかったらよろしくお願いしますm(__)m

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  • 短編小説

    今まで書いた小説をまとめていきます。

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初投稿

 初投稿です。自己紹介もおいおいしますが、この間Amazonで一次創作本を出しました。どうぞよろしくお願いします。  この前適当に妄想日記を書いたら、宝石の国の二次を書いていました。最新話近くまでのネタバレがあります。うろ覚えな所があるので、もし何か間違っていたらすみません。何でも許せる方のみでよろしくお願いしますm(__)m  砂漠を散歩していると、緑色に光る何かがあった。近づいてみると、フォスフォフィライトの頭だった。 「どうしたの? こんなところで」 「月人にさらわ

    • 3つのお題で小説を書く

       こんにちは。今日は有料の記事(小説)になります。少しずつコンテンツを増やしていく予定ですので、よかったらどうぞ。  彼女の髪がさらり、と揺れた。  物憂げな瞳が何かを映し、ふーっと息をつく。周りに紫煙が漂った。  薄暗い店内では知り合いがいても判別しづらかったが、なぜか彼女の姿だけははっきりと像を結んでいた。

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      • 近況

        こんにちは。ごぶさたしていてすみません。 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」という映画にすっかりはまってしまい、本を作るのに時間がかかっていました。漫画を描くのって大変ですね…(いや小説を書くのも労力はいるけど) もしご興味があるようでしたら、リンクを張っておきますのでよろしくお願いします。サンプルもありますのでよかったらどうぞ🙇‍♀️ dohdoh - BOOTH とらのあなでも頒布中です。 父達の狂詩曲 [堂々巡り(檸)] ゲゲゲの鬼太郎 - 同人誌のとらのあな女子部全年齢向け通

        • 幸福な木

           こんにちは。今日は有料の記事(小説)になります。少しずつコンテンツを増やしていく予定ですので、よかったらどうぞ。  ある町のマンションに、一組の夫婦が住んでいた。結婚して数年経っていたが、仲睦(なかむつ)まじく暮らしていた。夫はわりと忙しい仕事についていたが、休日になると二人は仲良く連れ立って出かけていた。手に手を取って歩いているのを近所の人たちはよく見かけた。  けれど、幸せな時は長くは続かなかった。運命の手は容赦なく彼をさらって行ってしまう。ある日、急スピードで横断

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          届かない背中(二次小説、文スト)

           文ストの太敦です。  最後にあとがきというか設定を載せています。 「くっ…、…」  敦は少しでも肺に空気を入れようとあえいだ。 「だめだよ、抵抗しないで」  太宰はほほ笑みながら、苦悶(くもん)する様子を見つめている。  敦はどうにかして彼の行為を止めようともがくが、細くてしなやかな指は、白い首にからまって離れようとしない。喉がひゅうひゅうと鳴った。 「君は生命力が強そうだから、なかなか死なないね」  太宰がうれしそうにささやく。  冗談じゃない。こんなところで命を絶

          届かない背中(二次小説、文スト)

          夢十夜のようなもの

           私はある女性とそこにいた。彼女は長い緑の黒髪をしている。そしてあるものを指し示した。  それは、大きな絵馬のようなものに描かれた三毛猫だ。眠っているのか瞳を閉じている。 「この猫を鳴かせてみてください」  彼女は言った。 「──鳴くんですか」 「ええ。そうしたら、あなたの願いを一つだけ叶えましょう」  そう言ってほほ笑む。  私は考え込んだ。どうしたら猫は鳴くのだろう。  そして思いつく限りの事をやってみた。  背中をなでたり、気に入りそうな食べ物を前に置いたり、こたつ

          夢十夜のようなもの

          南の島

           こんにちは。最近更新していなくてすみません。投稿しようとした記事が出先で見当たらないので、他のサイトで出し忘れていた短編を公開します。よかったらどうぞ。(3/7に少し編集しました)  朝早めに出勤するために玄関を出て、すぐそばの小道を急ぎ足で下っていく。  ふと前を向くと、高台のせいか遠くの霞みがかった山々が目に映って、その景色にしばし見惚(みと)れた。  ここはわりと都会だが、電車に乗るとすぐに山へ行ける環境で、住んでいる人達もやや高齢だが気のいい方が多くて住みやすい

          三つのお題で小説を書く

           こんにちは。今日はイベントで無配した短編を公開します。よろしくお願いします!  その鳥居は、通学路の外れにひっそりと立っていた。少し奥まで歩かなければ見つからないので、大抵の者はその存在を知らなかった。  ある日、道端の猫を追いかけて迷い込み、路地の奥に隠れるように立っている古ぼけた鳥居を見つけた。その隣に、毛むくじゃらの妖精が潜(ひそ)んでいそうな、小さな森みたいになっている所があった。  誘われるように入っていくと、コテージのような小さな家がある。こっそりと近づいて窓

          三つのお題で小説を書く

          妄想日記

           こんにちは。また妄想日記を書きました。今度はゲゲゲの謎の二次創作です。鬼太郎のアニメ(何期なのか不明)や墓場鬼太郎をリアルタイムで見たりしてますが、うろ覚えで設定などは捏造(ねつぞう)です。岩子さんだけ出てきます。何でも許せる方のみでお願いします。  気がつくと、閑散(かんさん)とした見知らぬ所に来ていた。どこだろうとキョロキョロしていると 「あら、久しぶりのお客様」 と声がする。振り向くと、ゲゲ郎の奥さんだった。 「こんにちは。ここはどこですか」 「月よ」「えっっ?」

          妄想日記

          猫の日(大遅刻)

           こんにちは。昨日の投稿に、なんかめちゃくちゃいいねを押してもらえてとても嬉しいです。ありがとうございます! 定期的に更新していこうと思うのでよろしくお願いしますm(__)m  遅刻ですが、前に猫の日に書いた短編を投稿します。獣化や何でも許せる方でお願いいたします。  リビングでうとうとしてふと目を覚ますと、大きな毛玉が隣にいた。  ⁈ 何だこれ――と思ったら、ソレが 「うーん」 と伸びをしてゴロンとこちらを向く。  え…… これはネコ? しかも、人ぐらいの大きさって⁈ 「

          猫の日(大遅刻)