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不安と踊り子


もし僕が

あの子の目の前から姿を消したら

あの子は僕の
消えた存在に気づいてくれるかな


僕に対して少しでも
感情を抱いてくれるかな


もしかしたら

あの子は僕の事なんか
もうとっくの昔に忘れてしまってるんじゃないか?

なんて

何回も考えた

その度にあの子に

対する不安な気持ちと

泣きそうになる程苦しい想いを

消そうと必死になった

でもその気持ちは

消える所か増えるばかりで

不安な気持ちに自分が
染まりそうにもなった

苦しい想いに
首を締められる日もあった

毎日毎日

あの子の手のひらで

踊らされてるかのように

感情が左右して最後には病み落ちコース

僕はいつまで
不安抱えてるんだろう

いつになったらこの重い荷物を
置いて行っていいんだろう


そう思いながら

今日も僕はあの子に踊らされる

だって


僕はあの子専用の踊り子だから。



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