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欧羅巴旅69/75〔イタリア•フィレンツェ観光①〕


〜はじめまして、世界史の資料集ぶりですねプリマベーラに感動編〜


Ciao!

目を覚ますと待ちに待ったフィレンツェ。中学生のころから恋焦がれていたオレンジ屋根の街に今いる、それでけでも十分胸が躍ってしまう。

今日は6:40起き。
ホストさんが朝ごはんを7:00に用意してくれるみたいで、ちょうど目が覚めたらこの時間でした。私にしてはよく寝た方だわ。

身支度をしてリビングへ。
すると色んな種類のクラッカーやクッキー、それにクロワッサンやフルーツまで。いかにもイタリアの朝ごはんで、朝から全身でイタリアを感じられて嬉しいわ。

朝から甘いものやフルーツを食べるとエネルギーがつくでしょ〜とホストさんが用意してくれました。
そしてまさかの衝撃、このクロワッサンがサクサクサクサクの多層でフランスのクロワッサンよりも個人的タイプ。
と伝えるとまさかのホストさん手作り。そっか〜それはホストさんの愛詰まってるしおいしくない訳がないよね♩

そして一緒に紅茶も用意してくれました。

かわいい、、

こんなにかわいいポットで入れてもらった紅茶。ティーカップ3杯分全部おいしく頂いてしまったわ、おほほっ🤭

ありがとう!と伝えるとI’m happyと返ってきました。人の幸せが自分の幸せに感じれること、やっぱりあなたは仏です。


幸せを浴びたところで、観光に出かけましょう。
今日のお目当てはウフィッツィ美術館でのボッティチェリ鑑賞です。フィレンツェはこじんまりとした街なので、1番大きな駅に行けば後は徒歩で楽しめます。

道を歩き続けるとなにやら大きな建物が。

まさかの美術館に向かう途中にありました。すごく有名なクーポラのサンタマリアデルフィオーレ聖堂とジョットの塔。
1番最初に衝撃を受けたのはその大きさと柄。近くで見上げると首が痛くなってしまうほどの高さに、歩いても歩いても一周しきれない幅。
そして、なんでしょうこの独特な模様。
フィレンツェといえばの大聖堂、確かによく見るのは上からの図なので屋根はオレンジ。でも側面は、緑やらピンクやらの色味に長方形の模様がぎっしりです。
これが有名なフィレンツェの大聖堂か、、すごいや、、。


さあさあ、早く行かないと混んでしまうので先に美術館へと足を進めます。
と、歩いてもまた綺麗な広場がありました。

もう街に見所が詰まっていてなかなか辿り着けないです。
行こうとすれば行けるんですけど、こんなに可愛いいから私の心が「あっちに行きたい」というんですもん。


頑張って心に鞭を打ち美術館へ到着。

パティオから美術館

色んなサイトを見ていると、チケットを買うのにも時間がかかるとあったのですが、オフシーズンなので3組だけ。やっぱり美術館は落ち着いて鑑賞したいので、私としてはベストシーズンです。
チケット26€4000円程は貧困学生旅行では高いですが、フィレンツェにはここに来るためにと言っても過言ではない程なので問題なし。


荷物検査を済ませて入館。

2階から

最後の写真はここからウフィッツィ美術館が始まったそうです。
ぴかぴかの壁一面にかけられた絵画や中央にある飾りが千と千尋の坊の部屋みたいですね。

次のお部屋に入ると、いらっしゃいました!

プリマヴェーラ春
ボッティチェリ作


うわああああ…美しい。

もう死にそうです。最高。
見た瞬間、一気に引き込まれる世界観。もう語るものは何もありません、ただただ美しい。
高校の世界史の授業中、先生の話に飽きてぺらぺらと資料集をめくっている時に一目惚れしたこの絵。何度も何度もそのページをめくり、傍に書いてあった解説も読み込み、この絵がきっかけで「フィレンツェのウフィッツィ美術館にいつか行ってみたい」そう思わせてくれた絵画。
その絵を目の前にしばらく立ち尽くしてしまいました。そしてまたこの絵を見るために、ウフィッツィ美術館に来ることも胸に誓って。

また近くには「ヴィーナス誕生」も。

あ…こっちも綺麗。光と影の使い方が本当に素敵すぎる。
死ぬ。最高。もう幸せ。


他にもゆっくり作品を見ていたらもう3時間美術館にいました。そろそろ次へ行かなければ、天気が崩れてしまいそうなので「またね」で退館です。

※気に入った作品載せておかせてください。。


お次は歩いてミケランジェロ広場へ。

小高い丘の上にあるミケランジェロ広場からみるフィレンツェの景色。街全体がオレンジの暖かい色に、街を象徴するクーポラがよく見えます。
秋なので天気が良くないことも多いみたいなのですが、晴れてくれて本当によかったなぁ。奥の方雲がちょっと怪しいけど笑


美術館と丘登りで少々足が疲れたのでちょっとバールで休憩しようと、街の中心へ。

降りる途中の景色もまた綺麗
アルノ川を挟んで
ポンテヴェッキオ

信じられない位川は濁っていますが、ヴェッキオ橋は立派。
そういえば高校の時「オーミオバッピーカーロ」をイタリア語で歌ったのですが、その歌詞の中にポンテヴェッキオが出てきましたね。
歌の主役である女の子が好きな人と結婚させてもらえなかったら、ポンテヴェッキオから死ぬよ!ってお父さんに言っている歌。う〜んそれがここね、なるほど。


そのまま歩き進めるといい感じのバールが。Ciaoで入店し、お昼は過ぎてるけどカプチーノをオーダー。

ハートかわいい

ちょっと飲んだらお腹が空いてきてしまったので、テイクアウトフードを探しているとパニーニやさんが。

パルミジャーノ
ドライトマト
バジルソース

小さなお店なのにカードで払えたし、やっぱりここが観光地であることが再認識。
フィレンツェは街の中心には観光客いるけど、そこまで観光地化されていない印象。ちょっと街の外れにいけば住宅街、しかもディズニーシーみたいな古めかしさよりも新しそうなアパートが沢山なので忘れていました。

ここでカードでお支払いしたらすぐにパニーニで出来上がって受け取ったんだけど、カードをお財布に入れるのを手こずっていたの。
そしたらお店の人が気づいてくれて一度パニーニくんを引き取ってくれて、私が落ち着いてからもう一回手渡してくれた、という優しいエピソード付きパニーニです。


せっかくなので広場で皆んなを見ながらいただきます。


ちょうど食べ終えたころに雨が降ってきたので、帰り道にある最古の薬局であるサンタマリアノヴェッラ薬局へ立ち寄り。

入り口が豪華すぎて一度素通りしてしまいました。店内はというと、

可愛過ぎて食べてしまいたい。やっぱり私の心をくすぐるものはアンテークみたいです。

今回は店内をちらりと見ただけですが、またいつかゆっくりお買い物にきたいですね。ありがとうございました。



スーパーでお買い物をして帰宅。
リビングでサラダを食べていたら、ホストさんがパルミジャーノチーズをくれました。この癖の強いパルミジャーノの香りと味、最高。
日本でパルミジャーノを食べたら、ここでのおもてなし滞在を思い出すんだろうなぁ。最高。

温かいシャワーを浴びて、今日はストレッチと筋トレ、ヨガフルコースでまた明日に備えましょうか。

よ〜し残りもわずかの旅、最後までしっかりたのしもう!
では、buona notte!

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