2023年4月23日（日）

レインボープライド2023のパレードに参加した。

第1グループ・東京レインボープライドチームの一員として、代々木公園（出発）〜神宮前交差点〜代々木公園（到着）というルートを歩いた。

パレードの趣旨は、LGBTQをはじめとするセクシュアル・マイノリティの存在を社会に広め「“性”と“生”の多様性」を祝福すること。

パレードには人数制限があるため、参加したくても出来ない人が沢山いる。

そのことを心に留め、パレードに参加することで自分にはどんな貢献が出来るのか考えた。

たとえセクシュアル・マイノリティでないとしても、たとえ些細なことであっても、きっと何か自分に出来ることはあるはずだ。

街の中を歩きレインボープライドというイベントの存在を様々な人に伝えるだけでも充分なのかもしれない。

それが1人ではなく、何十人、何百人、いや何千人となれば社会を動かす大きな力になると思うから。

街の中を歩いていると道路の傍から「Happy Pride」と声をかけてくれる人や、車のクラクション音で今日という日を共に祝福してくれる人がいた。

またパレードから戻ってくると、会場にいる大勢の人たちが列をつくってみんなで出迎えてくれた。「おかえり！Happy Pride！」と声をかけてくれ、中には満面の笑みでハイタッチをしてくれる人もいた。

パレードを通じて人々の温かさや一体感を肌で感じた。

この感覚はインターネットで情報を見るだけでは味わうことが出来ない、実際に「体験」して初めて感じることが出来る、特別な感覚なのだと思う。

自分らしく生きることって素敵だよね、大切だよね

みんな違ってみんないいよね、多様性を認め合える社会にしたいよね

そんな共感が心に安心感をもたらしてくれる、つまり心のサプリメントになってくれるのではないだろうか。

今日という日を通じて、共感が代々木公園から更に広がり、少しでも多くの人が自分の個性を表現出来るような社会になって欲しい。