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実録!!留置場 〜ハメ撮り師は逮捕されるとこうなる〜

けい。です


このnoteに興味を持っていただき
ありがとうございます


2023年9月19日にAV新法における
契約書不公布などの罪で自宅にて
逮捕されたことがある

裏アカの住民です


現在は、過去のような活動は
行っておらず


自身の経験した事を広く
皆さんに知ってもらいたい思いから


事件の事を様々な観点から
noteにまとめています


私の事件については
語れる状況になったことから
少しずつ公開していきます


さて今回のnoteでは
私が逮捕された後に入れられた

『留置場』についてです
    いわゆる『ブタ箱』です

現状、ほとんどのハメ撮り師が
ここに入れられる可能性を
持っており

『やっていても大丈夫かな、、
 多分自分のところには警察はこないだろう』

と言った不安を抱えながら
ハメ撮り活動をされていると思います

もしも明日、自分のところに
警察がやってきたら、、、

あなたはその後
こうなります

一般的には経験することは少なく
実際の情報もあまり出回らない

人に話したがらない留置場に関して
実録ノンフィクションで書きます


ぜひ、未だ契約書始めとして
全て法にのっとって活動していない
ハメ撮り師さんは


不本意ではありますが
『明日は我が身』と思って
参考までに読んでみてください


AV新法は非親告罪ですので
くれぐれもご注意を

このnoteがためになった
よかったと思った方は♡マーク
チェックいただけると嬉しいです






留置場とは


留置場・・・警察署内にあり逮捕した被疑者の逃走や証拠隠滅を防止するために身柄を拘束して、警察官が取り調べ・捜査をするための施設のことです

よく『留置所』と
間違われて言われることが多い

正しくは『留置場』


警察が逮捕した後は
しばらくは担当している
警察署で取り調べを行います


捜査官が円滑に取り調べるため
同じ警察署の中にある
この施設に拘束しておくのです

似たようにも感じられる

『拘置場(こうちじょ)』や
『刑務所(けいむしょ)』とは

その位置付けは異なります


私が実際に身柄を拘束されたのは
〇〇警察署というところなので
そちらでの経験に基づきます

というのも


全国各地にある警察署内の留置場で
それぞれ内容に異なる部分は
もちろんあるそうです


それは食事内容であったり
お風呂の時間や運動の時間など
細かい部分のことですが


留置場としての
大枠のあり方としては同じだと
考えています



留置場に入れられるまで


例えば

街で喧嘩してしまった
交通事故を起こしてしまった
万引きしてしまった

などなど
その程度(あえての表現です)でしたら


実は1、2日くらい
留置場に入ったことがある人は
まあまあいます


ただ、あまり人に
ベラベラと喋りたくない人も多い
経験ですし


実際のところどうなのか
あまり詳しくは多く語られて
いないのではないでしょうか


話は私の事件の事に戻ります

AV新法での捜査を受ける場合
多くの証拠品は自宅に保管されている
事がほとんどなので


いきなり逮捕ではなく
まずはいきなり『家宅捜索』です
そして『証拠品押収』


つまり
とある日の午前中(大半はそう)
いきなりインターフォンが鳴ります

そして

『◯◯警察署ですが〇〇さんに
   裁判所から家宅捜索令状及び
     証拠品押収令状が出ています』


そんなメッセージが
飛んでくるわけです


そこからまず一旦は
『自宅捜査』の期間に入り
警察は徹底的に証拠等を探します


そして証拠が揃ったところで
改めて裁判所から『逮捕令状』
出してもらい

改めて自宅へとやってくるわけです



逮捕の一日


2023/9/19 午前9時過ぎです
再度、家のチャイムが鳴りました


インターフォンの画面には
3ヶ月前に家宅捜索に来た
警察の皆さんが


警『〇〇県警の〇〇です』

渓『はい、今行きます』


家宅捜索の時もそうでしたが
自分の状況を理解している私は
淡々と対応しました


確か今回は4名でした
以前と同様の面々が部屋に入って
くることとなり


裁判所からの『逮捕令状』
読み上げられた上で


人生で初めて
自身の両手に手錠をかけられ
腰縄を巻かれたのです


きちんと配慮もあり手錠の上には
隠すための布の輪っかをかけられ


最低限の現金やスイカだけ
警察官の方が準備を手伝ってくださり
戸締りをして車へ


今後の流れとして
留置場に入ることとなるので
私物は一切持ち込めなくなるので


常用している薬や
帰るために必要なもの以外は
一切いらないとのこと


非常に速やかに
周りに気づかれないように
逃げないように四方囲まれるように


ワゴン車に乗せられていったわけです
移動中も左右に警察官がつき
その内一人がしっかりと腰縄を

座るのは一番逃げにくい理由からか
三列目のシートでした


高速を利用しても90分ほどは
かかったでしょうか


〇〇警察署に到着したときには
20名以上の警察官が迎え入れ??体制
移送車を取り囲む陣形?と取っていました


後から聞くに
万が一にも逃げられない体制を
警察としては取るそうです


さすがにちょっとびっくりしましたし
失敗が許されない組織の万全の体制を
垣間見ました


文章では伝わりきらない
かもしれませんが


この20名に囲まれる状況
なかなかパンチのある演出?です


そのまま前後左右をガッチリ
固められたまま


〇〇警察署の3階にある生活安全課内の
取り調べ室に連れて行かれ


腰縄を椅子に結ばれて
最初の取り調べが始まりました


途中、昼食にお弁当を
頂きましたがこのお弁当に関しては
後ほど熱く語らせていただきます


ちなみに
カツ丼の出前はありません
今はもうどの警察署でも


ないそうなので期待しない方が
いいです


取り調べの詳細に関しては
また違うnoteでまとめる予定なので
ここでは省かせてもらいます


そうして夕方まで続いた後
いよいよ人生初の留置場へ




留置担当官さん はじめまして


〇〇警察署の2階にある留置施設
扉を過ぎると最初の変化に
まず気づきます


相手の警察官が
いきなりやんわりとした
命令口調
に変わります


渓の内心
『なるほど、、
   力関係がここのものになるのか』


私の事件を担当している
警察官の方々は基本的に
皆さん非常に紳士です


ドラマや昔の映画のような
荒っぽいイメージは一切なく
被疑者ではあるものの


ちゃんと一人の人間として
礼をもって接してくれますし
話も聞いてくれます


コンプラ的にも現代では
そうなのでしょうし


私自身、最初の家宅捜索から
やってしまった事を全面的に


認めている姿勢だった
からかもしれませんが


丁寧な敬語でお互い
コミニケーションを取り合って
いたので


コロッと変わる命令口調に
3秒ほどですが考察の
時間が必要でした


私の番号は
【65番】だそうです
この中では私は65番。。


当たり前です
本名で呼ぶわけにはいきませんから


いざ、檻の中の世界です



留置場に入る前にされること


まず行われるのは
預かる荷物と洋服一式の確認と
その書類へのサイン


そして身体検査なのですが
男性3人の前ですっぽんぽん


これに関しては
特に恥ずかしさは

なかったです汗 感覚マヒですね


お尻の穴から
ち◯この皮の中まで
むかせて確認する徹底ぶり


ここの特に恥ずかしさは、、

なかったです


一般の人であれば
相当な屈辱的検査かも
しれません、、


預かる私の洋服から
カラダ全てに金属探知機
当てられチェックもされました


その後、パンツに至るまで
どんな洗剤で洗っているのか
疑ってしまうくらい


『菅』の字を◯で囲った


オイル臭、加齢臭のする
インナーTシャツとスウェットに
着替えさせられ


6号室に入れられる事になりました



施設内の全体像


正直な話
自由に行き来できるわけもなく
全体像がわかりません


当たり前と言えばそうなのですが


非常に暇なので


人は行き来する際の足音や
声の呼応の響き方などを
自分なりに分析して


ざっくりとした施設内の
見取り図をイメージできました


それほど暇なのです


けい。自書

と、こんな感じです


施設内は基本的に白
というか薄く白に近いアイボリー
至る所がコンクリ仕様


古い小学校のような造りです
洗面台などはとくに時代を感じる
細かい石の入ったセメント?作りでした


留置部屋


実際に私が入った部屋ですが
広さは3畳分に少しの板の間と
奥にトイレがあるものでした


ですので四畳半くらいでしょうか


入り口の檻と扉を入ると
畳(柔道場にあるようなビニールの)が
横に3枚ある感じです


全体のイメージはこんな感じ



けい。自書


同じく壁は薄いアイボリー
この色から感じる


なんとも言えない『空虚感』
耐え難い


施設に入る前に読まされた
箇条書きのルール心構えの頭に


『自分を傷つける行為をしない』


とあった意味がわかるようになります
すなわち

自殺はしてはいけない

そういったことを伝えたいのでしょう


心の弱い人であれば
舌を噛み切ってでも死にたくなる
虚無感にさいなまれます


私自身は自他ともに認める
『鉄の心臓』で仕上がっているので
そうはならないでしょうが


一日の過ごし方


まずは一日のタイムスケジュールです


  • 7:00 起床 布団をしまう

  • 7:15    洗面

  • 7:30 部屋とトイレの掃除

  • 8:00   朝食

  • 9:00   運動

  • 12:00  昼食

  • 17:00  夕食

  • 19:00  布団準備

  • 21:00  就寝・消灯


ざっくりとこのようになります
小学生と同じような時間割です


日中は各自に


  • 警察の取り調べ

  • 弁護士との接見

  • 検察庁への護送


などの予定があるため
何もない被疑者は主として

貸し出してくれる本を読むか
寝たり考え事をしています


基本的に留置場内での
被疑者同士の『私語禁止』なので
ほとんど会話はありません


知人の話を聞くと
彼が留置されていたところは
割と私語があったそうなので


警察署によって
多少の違いはありそうですし
一緒になった人次第でもありそう

ただ基本的には私語は禁止なはずです    


数日に一回しか許されないこと


私が入った留置場では
いくつかのことが毎日は
許されませんでした


一番辛いなと思ったことが

【お風呂は5日に一回】

絶望しました、、、


私事なのですが
自分で言うのもアレですが
相当な綺麗好きでして


また、男性としても
年齢的にも一番大切にしているのが
【清潔感】なので


これは辛かったです
(結局3日目で出てしまうのですが)


私は運よく2日目が
入浴日でしたので一回
入りましたが


率直な感想を言うと

『これは毎日は風呂いれられないな、』

といったものでした


ただ風呂に入るこっち側は
いいんですが


大変なのは担当官である
警察の皆さんです


おそらく20人前後いる
私たちを時間差で定員2名仕様の
お風呂に回していくのですから


当然、入浴中も
扉の小窓から見たくもない
同性の入浴を見ていなければならず


イメージはこんな感じ


けい。自書

皆さん相当なチームワークを
発揮して大のオトナをキレイに
していくわけです


『本当に警察も大変だな、、』


ちなみに制限時間


15分(カラダ拭く時間込)。


浴槽には1分だけつからせて
もらいました♨️


ご飯(涙)


ご飯について意見する前に


まず警察の予算
タダでいただいている身で
ありながら


以下のようなことを
書いてしまい申し訳ないのですが
実録としてありのままになので、、


『まずい!まずすぎる!!』


〇〇警察署の方々
本当にすみませんでした


別に自分が特段にグルメだと
言うわけではありません


舌は普通です
そしてそんな私の意見です


私の留置場では
朝ごはんは菓子パンでした
二個


これも突っ込もうと思うと
キリがないので省きますが


問題は昼と夜です
(問題とか書いてすみませんが)


ただならぬ[昭和感]漂う
大小の弁当箱が計二つ


小さい方は白米
これは良いのですが


おかずが辛い、、
主菜として少しの肉か魚
副菜が3、4品といった構成


どれも量も少なく
味付けが意味不明
美味しくない


どうやったらこんな
味になるのかわからない


イメージはこんな感じ



けい。自書


急速に筋肉が分解
されていきそうです


と、さんざん書きましたが
そもそも立場的には


美味しいご飯なんて
望める状況ではないので


皆さんも悪いことはしないで
この不味いご飯の生活だけは
避けましょう


大変失礼いたしました


服装(涙涙)


留置場内での服装は
基本的には上下グレイの
スウェット
になります


インナーに無地のTシャツ
だるんだるんの毛玉まみれの
ブリーフが貸し出されます


パンツも以前どこかの誰かが
履いていたものになります


腰のゴムはとうの昔に
死んでいる模様の締め付け感ゼロです


前述しましたが
どんな洗剤で洗っているのかと疑問に
ほどのオイル臭


いや、加齢臭だったのかも
しれません


仕方ありませんが
パンツだけは自前でいきたかった


皆さんも悪いことをすると
他人も吐いたブリーフで過ごす
ことになりますので


くれぐれもAV新法は
守りましょう


布団(涙涙涙)


もう書くのも辛くなって
来ましたが


布団も昭和です


枕と敷布団に関して
どうやら元は水色のようですが


茶色いです


いったい何十年間もの間
何百人の頭とカラダを
支え続けたのでしょうか


幸いその上にカバーは
用意されているので
助かりました


布団は自分で準備します


しまってあるのは別の部屋で
都度そこまで自分で取りに
いくのです


これも全て担当官さんが
付き添うのですから


仕事とはいえ大変です


たたみ方も決まっており
指示の通りに重ねていきます


留置場には
フカフカのベッドも
羽毛布団もありません


悪い事をして昭和の布団生活に
ならないようハメ撮りしてください



持ち回り担当弁護士が適当


あくまで個人の感想です


たまたま私の担当に来てくれた
弁護士さんがそうであった
だけかもしれません


逮捕されてから最大48時間まで
警察は被疑者を留置
できるのですが


その間、自分で弁護士を
つけていない場合だけ?か


無料で弁護士さんが接見(面会)
来てくれます


ここでの話では主に
自分の罪状を当番で来てくれた
弁護士さんが


今後の流れや見通しを
説明
してくれます


もう何度もやっているのでしょう
すごく面倒くさそうでした


きっと大したお金にも
ならないのでしょうが


終始、早く終わらせたそうな
雰囲気全開な弁護士さんでした


その方には最大で
これから40日は勾留も
覚悟しておけ
と言われましたが


実際には3日目で釈放される
こととなったのです


異例中の異例では
あるそうですが

弁『もう大丈夫ですか??』

渓『はい、、』

弁『終わりましたー!』
そそくさと扉の先に去っていく

渓『・・・・・・』

弁護士さんもいろいろだなと

話は少し逸れますが


今現在もハメ撮り師として
活動しており顧問弁護士を
つけていらっしゃる方へ


AV新法はまだまだ判例の少ない
新しい法律です


とりあえずの契約書で
1ヶ月4ヶ月ルール
期限を守らなくとも


最低限の対処はできていると
発言する弁護士がいるようですが


あまり盲信しすぎない方が
いいかと思います


弁護は『商品』そして『商売』
ですので


留置場担当官の皆さん


重ねますが留置場は
警察署内の施設になるので
管理してくれる方々も


同じく警察官となります


留置担当官その名も『たんとうさん』
称されるようです


このたんとうさんは
現在では捜査の内情は知らされて
いないようで


具体的に被疑者が何をして
入れられているのか知らないそうです
私情などが入らぬようかと思います


ただ罪状くらいは最初の書類に
記載があったように記憶しているので
知り得ていたかもしれません


昔はそうではなく
刑事課直属であったなどで
24時間長時間の取り調べを行うなど


辛すぎてやっていないことまで
警察に詰め寄られ認めてしまうなど
不当な調べの温床になったそうで


現在は切り離され
多くは正しく取り調べられて
いるはずです


たんとうさん達は
淡々と仕事をしてはいるものの
皆さん親切です


タメ口ですが


希望にもまずは
耳を貸してくれますし


きちんと人として
扱ってくださいます


ただ、前述の通り
仕事とはいえ人のほぼ全てを
管理するので


かなり忙しそうな時間帯は
多いように感じました


たんとうさんには
無理なこと困るようなことは
言わないようにしましょう



謎の同居人


私が留置された日の深夜
6号室に二人目の住人
入れられてきました


歳の頃は50前後
立派なお腹をしてドスのきいた
低音ボイスの方でした


渓『ハズレ引いたな・・・』
そんな印象


どこかの組の構成員なのか
ただならぬ雰囲気なのです


また物腰が柔らかいのが逆に
なんだか怖い


理解不能な奇行は
次の日の朝から始まります
下にまとめます


  • 謎の断食

  • 謎の太極拳風運動

  • 謎の瞑想風あぐら

  • 謎の水そしゃく飲み

  • 謎のお経風独り言

  • 謎の檻の中から逆に監視してる風

  • 謎のヨガ風バランス


以上となります
イメージはこんな感じ



けい。自書

まず、食事を全く食べないのです


2日目
朝→パン食べない
昼→弁当食べない(不味いからか、、?)
夜→なんとまた弁当食べない

渓『気になる、動き含め、、』

3日目
朝→パン食べない


流石に気になりすぎて
問いかけたところ


渓『食べないんですか??』

男『体に悪いよ』

なんかいろいろ
横で食べずらすぎる、、、


なんと言いますか
私も食事やダイエットの仕事も
させていただいているので


断食(ファスティング)や
オートファジーなど最低限の
知識は持っているつもりです


ただ、すごいお腹しているんです
焼肉でいい肉食べているような
かっぷくなのにそれを言うから


信憑性に欠けるのです


じゃあいつもは何を食べているの?と
人は食べたものでできていますから


箇条書きにまとめましたが
キリがないので全部は言いませんが



一日中、太極拳風のスローな動きをしたり、30秒くらいだけ瞑想のポーズをとってみたりしつつ、頻繁にたんとうさんに『お水ください』と低音ボイスで檻の中から話しかけ『私はね。水をね。たくさん飲むんですよ。』と言い、ヨガやお経を日中取り入れる何宗教信者なのかわからない人でした




留置場の同居人は選べませんので



3日目【送致】

送致とは・・・事件を[警察]から[検察]に送ることで、被疑者と面談(接見)して引き続き拘束するか釈放するかを決めること。そのまま被疑者を[勾留]させようとする場合は[裁判官]にその請求をする流れとなり、[裁判官]は[検察]から延長の申請が出た場合はほとんどの場合それを許可する傾向にある


逮捕から警察が被疑者を
勾留するのは48時間までと
決まっていて


ざっくり3日目に
検察に移送されることに
なるのですが


一人だけで連れて行かれるのではなく
同じ勾留所にいる他の方と一緒です


私の場合は合計で5人
再び手錠をかけられ腰縄を巻かれ
一列にその縄をまとめます


一人がつまずいたりすると
ドミノ倒しになってしまうので
移動は警察の方の誘導で


慎重をきして進んでいきます


移送先の検察庁の地下は
ここのまた留置場と同じように
複数の檻の部屋がありました


ザッと数えたところ
約10部屋、一部屋に8名前後ずつ
待機させらていました


到着後、警察官の方が


『今日は一日この部屋で過ごします』


そうなのか、一日この硬いベンチに、
そんなにかかるものかと
一瞬思いましたが


この80名前後が順番に
検察官と接見するわけですので
そのくらい時間はかかるのでしょう


そしてここでも拘留場以上に
『私語禁止』少し喋っているだけでも
注意が入ります


隣では相変わらず
瞑想している方がいます


検察官と対面


『65番どうぞ』
私の番となり檻から出ました
2名の警察官に連れられ部屋に入ると


女性の検察官の方でした

『いろいろ気まずい、、』


私の調書には卑猥な用語が
惜しげもなく記録されています


ラブ◯テル
ハ◯バー
チ◯コ
手◯ン
フェ◯チオ


などなど、まあまあそのまま
警察官の方は調書を作っていました


『あれを読んだのか、、』
今更気まずいもないのですが
空気感としてはちょっと、、


検察官の方は淡々と
私の調書を確認しながら
客観的かつ私を観察していました


事務的のような一連の調べを
受けた上でまた檻に戻されることに


接見の時間としては
おそらく20〜30分ほど
なかったかと思います


裁判官との話の中で


一旦、待機室に戻された後
今度は順番に裁判所に移送されます
割とすぐそこのようです


ちなみにこの間
常に手錠はつけたまま
朝からずっとです


裁判所の待機部屋には
弁護士の事に関する説明が
大きく壁に書かれています


【私選弁護人】や【国選弁護人】
などなど今後弁護士が必要な際に
必要な内容でした


しばらく待った後
自分の番号が呼ばれ
裁判官の待つ部屋へ


まだ30代はじめくらいの
華奢で優しそうな印象の裁判官
横に事務官の女性が


ここではあまり多くの話はなく


栽『検察官から勾留の延長申請が出ています』

渓『やはりそうなる。。』

栽『しかしながら、捜査当初から協力的ですし、これからもその姿勢を続けていただけますか?』

渓『はい』

栽『では、私との約束として2通サインしていただいて、勾留延長申請は却下したいと思います』

渓『???はい。。わかりました』


その後、事務官の方が
持ってこられた2通の書面に
サインと母印を押して


部屋を退出したわけです


待機部屋に戻った後も
少し状況が理解できずのままでした


このまま勾留延長は
まず間違いないと言われていたので
まさかな、という感じです


一緒に裁判所に来たメンバー
全ての接見が終わるとまた腰縄を
巻かれて再度検察庁に移送されました



異例中の異例 釈放へ


検察庁の待機部屋でも
まだ信じられず、何か自分が
解釈を間違えていると思っていました


しばらくして
『65番出てください』と
警察官に呼ばれどこかに連れられました


待っていた初老の警察官に


『小さい声でいいので本名は?』


と、尋ねられ答え


なんと手錠が外されたのです


そのまま更にロビーまて
連れて行かれ


警『今、〇〇警察署からあなたの荷物を届けに向かってくれているから、ここで待っていてください』


渓『はい、わかりました』


普通にロビーなのですが
私は留置場の上下スウェットのまま


『めちゃくちゃ恥ずかしい、、』


その後、約1時間後に
私の事件の担当警察官の皆さんが
荷物一式を持ってきてくれました


預かり物の荷物全てを
チェックした後に
担当警察官の方が


警『よかったね、出られて』

渓『あの、何がなんだか、、なんで出られましたか?ほとんどこんな事はないと聞いていましてけど』

警『それは、貴方が最初からきちんと捜査に協力してくれていて、反省もしているし、何よし逃げないでしょ』

渓『ありがとうございます』

警『実名報道がされてしまっていて好き勝手書かれているけど、そんなものには一切今は反応しない事』

渓『そうなんですか(予想通りだからいい)』


嫌味っぽさも一切なく
淡々と言っていました


警察としては
どんな気持ちなんだろう
時間かけて捜査した被疑者


あっさり出されるわけなので


とは言え、この判断は
警察の仕事の枠外ではあるので
特に何も思わないのかななど


いろいろな考えが交錯する中
とりあえず自分にとっては


一切悪い流れではない


その事だけはわかっていました


着替えを済ませ
警察官と別れた後
早々に検察庁を出て


開いたスマホで自分の
実名顔写真の載ったネットニュースを
見ました


正直なところ

『もうちょっといい写真なかったんかい!』

『めっちゃ、あることないこと書くんかい!』


そんな思いの中
2日ぶりのタバコは

やっぱりうまかった

おわりに


このnoteに関しましても
素人の単調な文章を読んでいただき
ありがとうございます


今回のテーマとしては
着色のない【留置場】の生活
書き残したい


そんなものでした


あまり知られることも少ない
いらないと言えばいらない経験


その中でも、どんなことでも
感じること学ぶことはあると思います


今、全てのハメ撮り師には
逮捕→留置のリスクが高まっています


AV新法は【非親告罪】です


それはすなわち
トラブルなくして突然に家宅捜索
受ける可能性があるということです


私のようにここまで表だって
報道されていないだけで


それなりの数の捜査
そして逮捕者がいると聞きます


この部分に関しましては
まだ別のnoteで書き記します


ハメ撮り師、逮捕されるとこうなる
そして入れられる【留置場】


自分なりにご紹介させていただきました


皆さんはここに入ることはないよう
心から願っております


くれぐれもお気をつけて


けい。


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