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よちよちある記#211『オードリー若林さん再び』

何だか蠢いてる
何かがうねりを上げている
変化の予兆を感じている
何かそんな氣配が

ここ数日流れてくるFBの投稿は

足掻いて藻掻いてしくじり頓挫し
そしてまた
足掻いて藻掻いてしくじり頓挫し
そしてまた…

そのループから抜け始める
予兆に包まれ出した

この波紋を大きな波に
仲間とともに!!
ひとりでそんなことを妄想して
毎日の投稿を読んでいた
 

再びオードリー若林さんの本

喩えが秀逸
苦しみ悩み葛藤を重ねて
数多くの書物を読み漁り
数多くの言葉に触れてきたんだろうな
ってことが
使われている言葉や表現の仕方に
何となく垣間見える

黒ひげ危機一発の
あのおもちゃに喩えての話

一緒に遊ぶ友だちもなく
独り悶々と遊ぶ中で盛り上がらず
やがて如何に早く黒ひげを飛ばすか?
というゲームに
自分の中での目的が変わったと

そして現在に至るまでの
思い出話が展開されていき

――ここから引用――
そうやっていろんなことを試しながら、だんだんと今のオードリーになっていった。今がベストな形かどうかはわからないけど、他人の樽からおっさんがバンバン飛んでいるのを横目に剣をたくさん刺した記憶はある。
そして、今の漫才の形が受け入れられた時、ようやくぼくの手元にある1つめの樽からおっさんが飛んだんだと思う。
今、ぼくの目の前には膨大な量の樽が並んでいる。剣刺さなきゃな〜。なんせ穴だらけだから。とにかく刺して、穴の数を減らさないといけない。
(中略)
何かをして何も起こらなかった時、飛ぶ可能性は上がっている。
――引用ここまで――

どーだーー?
ってドヤ顔してるわけでもなく
上手いこと言ってやったぞ!
って感じでもなく
『何かをして何も起こらなかった時、
飛ぶ可能性は上がっている。』
お昼ごはんを食べながら触れた
この言葉に背中がゾクゾクした

やっぱりスゴいわ
それだけの苦悶の日々を
越えてきたからこその言葉

ただ単にブームに煽られ
やがて使い捨てられて
消えていく人ではなく
巨大なブームの中にあっても
自分の核になるものを
けして見失わず磨き上げて研いできた人
 

自分の内面の発露をしている
エッセイなどの活字って
ようやく響いたり痺れたり
するようになったな

小学生の頃に新聞の連載を読んでても
まるで意味がわからなかったけど
人生経験を重ねてきて
ようやく活字の向こう側や
行間を読めるようになってきたのかな

読み進めたいけど
読み終わってしまうのが
勿体ないような…
噛み締めて味わおう

 
今日もいい1日✨

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