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よちよちある記#395『恒例のイベント』

恒例のイチゴ狩り

義弟家族と義母と叔父と
毎年この時期に行うイベント

今年はいつものハウスではなく
離れた別の場所へ案内される

カップルでデート
っていう人たちよりも
小さな子どもを連れての
若い夫婦が多い

小さな子どもたちの
わいわいキャーキャーと
喜んでる声が聞こえる
ステキだなぁ〜

 
モノよりコト
こうやってイベントとして
家族で楽しむことって
親父さんは良くやって
くれていたんだな〜

浅草に行ったり
上野動物園に行ったり
水上バスに乗ったり
東京タワー登ったり
秋葉原の電気街に行ったり

親父さん自身が
好きだったのか?
それとも子どもらに
体験させたかったのか?

まぁいろいろと
やってくれてたんだなぁ〜
事実がネジ曲がってる部分があっても
あちこち連れていかれた
っていう記憶は残ってる

 
それなのに
どうも自分自身は
家族に対する
血縁の情みたいなのが
著しく乏しいらしい…
子どもたちは好きだし
大切なんだけど
自分が楽しんでナンボだし
子どものためにわざわざ
ってのもしっくりこない

親の手を借りなきゃ
何もできないような幼い頃
ご飯を口に運んだり
お風呂に入れたり
寝かしつけて一緒に寝落ちしたり
おむつを替えたり

少しずつ自分の世界を広げはじめた
幼稚園や小学校では
運動会も授業参観も

散々楽しませてもらったから
もう大大大満足

今はもう
自分の足で立つ別の存在で
親の意向を体現する存在ではないし
自分の意志を持つ存在

子どもたちが小さい頃は
あれこれと一緒に遊び回ったけど
それぞれお年頃だし
今しか味わえない友だちとの
想い出作りにこそ
精を出してもらいたい

 
思春期で母親の顔を見るのも
口を利くのもイヤでイヤで
たまらなかった自分との比較
でしかないけれど…
我が家の子どもたちは
こうして一族総出のイベントに
ちゃんと参加するんだから
立派なもんだな

 
楽しかったイベント
子どもが独り立ちするまでに
あと何回モノよりコトを
一緒に楽しめるのだろう?

尊い時間を大切にしよう

何かを欠落している父親を
反面教師として
どんな親になっていくのか
この先10年20年後に答え合わせ

今日もいい1日✨

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