見出し画像

【ライブ日記#47】21_21 DESIGN SIGHT 『もじ イメージ Graphic 展』

昼過ぎに起きてテレビをつけると、この展示を紹介する散歩番組がやっていた。暇だし行くか、とのそのそ湯を溜めて身支度をして外に出る。雪が降ると天気予報では言っていたのに、外に出るとただ地面が湿っているだけだった。別に雪を楽しみにしていたわけではないのだが、やっぱ雪ふらない、と言われると損した気分になるのはなぜだろう。

21_21 DESIGN SIGHTに着くと、入場を待つ人が並んでいた。この中に今日の散歩番組を観た人はどれくらいいるのだろう。目の前の人は大学生らしく、学生証をごそごそカバンの中から取り出そうとしていた。私も一応このような言葉やデザインと近い仕事をしているので、この子が同じような仕事をするかはわからないが、こういう子が同じ業界に入りたいと思えるものを作りたいなと勝手に今の仕事のモチベーションを上げていた。
中に入ると言葉をデザインと捉え、歴史から今の広告や絵本まで、ゆるく「言葉」というカテゴリーでまとめられた者たちが並ぶ。決して綺麗に整頓されることや、読みやすくなることが言葉のあり方ではないことがわかった。気づいていないだけでどんなものにもデザインが施されていて、適材適所のあり方がある。

それを忘れないようにしよう。そしてこんなところに飾られる仕事を一度でいいからしてみたいなとも思った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?