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卵子凍結 メディア取材①(毎日新聞)

 3月8日の「国際女性デー」に際して、毎日新聞とYahoo!ニュースの共同企画の中で、私の卵子凍結体験を取材いただきました。

 

 見方よってはリミット直前の悪あがきとも取れる私の卵子凍結体験を、明るく前向きな視点で、そして何より、自分なりの価値観で歩んできた卵子凍結に至るまでの道のりを、優しく暖かい眼差しのもとで文字に起こしていただきました。これはひとえに、毎日新聞さんが、単に卵子凍結自体の是非を問うのではなく、今回の企画意図である「母になるって何だろう?#女性の選択」という大きな大きなテーマにおいて、社会に伝えたいメッセージがあるからに他なりません。

 国際女性デーとは「女性の生き方を考える日」だそうです。私自身は「女性の社会進出」「女性の選択肢」「輝く女性」等に見られる「女性」ということばの存在は、ともすればそれ以外のジェンダーとの分断を深めうるのではないか、また、女性自身を苦しめる側面もあるのではないか、という疑念から、その使い方に慎重です。とはいえ、この度こういった企画の一部に携わったことで、「ではなぜ女性の生き方にフォーカスが当たるのか」というその社会背景について、学び続け、考え続けていくことは、社会を担う一人の大人として大切な役割だと感じています。
 素敵な機会を与えてくださった毎日新聞の大沢瑞季記者に、この場を借りて心からの感謝を申し上げます。

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