コロナ対応についての提言


■行動制限は効果がありません。
デルタ株は致死率が0.1%程度となり明らかに弱毒化し、インフルエンザと同程度になっています。
ゼロコロナではなくウィズコロナ戦略に戻るべきです。
緊急事態宣言は延長しないことを強く要望します。二度とする必要がありません。蔓延防止措置も時短営業も不要です。なぜかといえば、統計分析の研究論文によれば行動制限と感染状況に相関関係がないからです。
世論調査でも国民は効果がないと思っています。政治家や知事がやってる感を出すためだけのものになっていますが、飲食業に限らず特定の業種に深刻な影響を与えています。しかも、飲食業以外には補償がありません。
宣言が長引くほど衆議院議員選挙に不利になります。まさかの政権交代が心配です。

さらにいえば、宣言が出てなくても国民は必要な感染防止対策をしています。


■病床と診療体制の問題
そもそも、欧米に比べても少ない今の感染状況で医療崩壊になるのがおかしいのです。なぜ病床が増えていないのか。病床確保のための予算が使われていないのか。
指定感染症の指定が実質1類のために、病院がコロナ診療を避ける理由になっています。風評被害が大きいのです。すでにコロナ患者はそこら中にいます。
5類にすれば医療崩壊は解決します。5類にするのは管理を甘くするという意味ではなく、コロナウイルスの感染力と弱毒性という性格に、今の1類相当の対応が合っていないからであり、風評被害が大きいからです。

どうやって今拒否している病院で診療してもらうかを考える必要があります。
大多数は軽症なので、下記のクリニックのように町医者で十分対応できます。
https://www.jmedj.co.jp/premium/nagao2017/data/5078/

『早期診断即治療』が大事です。
保健所が隔離だけして、治療せず放置しているのが現状。放置しているうちに重症化してしまいます。
自宅療養でも、かかりつけ医などが担当医になって連絡をとれるようにするのがよいですね。
原則保健所を通さないで医師が直接診るようにするべきです。保健所を通す意味はもうありません。
医師が最初から対応し、早期診断即治療をすれば重症化率はもっと下がり、医療逼迫は軽減されます。

早期治療に、たとえば、イベルメクチンのような経口薬があれば使いやすいので、承認して使いやすくするべきです。興和がいつころに大量生産できるようになるのか。数量確保も大事。
非常時ですので、正規の治験でなくても、ある程度の効果性が見込めそうなものを特例承認して、早期治療にも使いやすい武器を増やすべきです。効果がなければ現場の医師の感覚でわかります。
決断をお願いします。

さらに、PCR検査は陰性でも肺炎になっているケースもあります。PCR陽性基準ではなく、症状基準で診療をするべきです。
濃厚接触者の調査も必要ありません。症状があれば診療を受けますし、無症状者は感染拡大させるリスクがほとんどありません。

実際に発熱外来などをしている現場の声を聞いてください。


■ウィズコロナ
ワクチンは重症化しやすい50代も進んでいます。あとは元々重症化率の低い若年層のワクチン接種が進んでも、目に見えて状況が改善されることはありません。アメリカやイギリスを見ても、ワクチン接種後でも人口比の死者数など今の日本より多い状態になっていますが社会は通常に戻しています。
つまり、病床と診療体制を整え、国民の生活は通常に戻す。
ウィズコロナ戦略以外に道はありません。


■分科会
尾身会長はじめ分科会は非科学的、感情的、政治的な発言しか聞こえてきません。メンバーを刷新するか、解散すべきです。人数も多すぎてまともな議論ができません。


■メディア対策
5類への引下げや宣言の解除は、最初はメディアが騒ぐでしょうが、しっかり説明すればだんだん落ち着きます。SNSでは5類引下げや宣言の解除の声がすごいです。
多くの国民は本音では騒ぎすぎだと思っています。

デルタ株の致死率が明らかに下がっているのは、従来と方針を変えるよいチャンスです。
オールジャパン、医療総動員体制で乗り越えていきましょう。
決断をお願いします。

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