新卒の時に先輩から教えてもらった1番大切なこと
わたしが新卒の頃、研修でメンターについてくださった先輩方が教えてくれたさまざまなことの中で、特に印象に残っていることがあります。
「誰も助けてくれないから、自分のことは自分で護ろう」
ということでした。
これは社会に出たあと、ひいては生きる上で大いに実感しています。
これは世知辛いよって話とは少し違うと思っています。
わたしなりの解釈は、2つあります。
1.困りごとは早めにSOSを出すべし。
自分からSOSを出さない限り、他人はそうそう人の不調に気付けないということだと思います。
例えば、会社で包帯を巻いている人がいたらさすがに誰かしらはどうしたんですか?大丈夫ですか?と声を掛けると思います。
しかし、そのような一目でわかるような不調はイレギュラーではないでしょうか。
体調不良にしても、ちょっと調子が悪いな…くらいの塩梅から始まることが多いですよね。
ちょっとした不調だったら、成人していたら会う頻度も減っている場合もありますし親兄弟ですら気づくのは難しいと思います。
他人が気にかけて、わざわざ大丈夫?と声を掛けてくれるのを期待するのは、不調の発見が遅れてしまう可能性が高いということだと解釈しています。
困りごとは初期の時点で、周囲にアドバイスを求めたり、専門家へ相談するといった行動が必要になるのだなぁと特に育児中は実感しています。
2.成果はプレゼン、共有するべし。
他人がわざわざ時間を割いて人の成果を見たり、称賛してくれる…いつもそんな環境にいられるなら理想的です。
しかし、そうそう他人が自発的にしてくれることではないということも意味合いとしてあると思いました。
基本的に、人間は自分のことで精一杯なのです。
例えば、コンクールや発表会も自発的に応募自体をしなければ、他人に見てもらう機会すらないままです。
まずは応募したり、誰かに見せたりするというような行動が必要ということなのだろうと思いました。
まとめ
良いことも、SOSも、自分から共有しようとする心がけが大切です。
わたしの場合は、育児において特に実感しました。
子供を持つと早めにSOSを出しておかなければならない場面が、子供を持つ前と比べて体感で500倍になります。
「子供が熱なんだって?仕事は調整しておいたよ!」
なんて自発的に声を掛けてくれる神が颯爽と現れたら、理想的ではありますが…
自分から助けてほしいと伝えるのが先なんだ、と気付きました。
なんでこんなに大変なのにわかってくれないんだろう。とつい思ってしまうこともあるので、あらためてこの教えは胸にとどめておきたいと思っている次第です。
良いニュース、例えば子供の成長や最近あったクスッとしたエピソードも、人に伝えないと自分しか知らないままです。
周りに共有したらハッピーの輪が広がるかもしれないということも忘れないでおきたいです。
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