見出し画像

子育てNIPPON!!リアルなMANGA「うさぎドロップ」|本の紹介


夕方にウォーキングしていると、
社会の構造が
変わってきているように感じます。


わが子が小さい頃は、
子どもの送迎
母親がほとんどでした。
最近はお父さんがお迎えをして、
自転車の後ろに乗せ、
子どもと会話しながら
家路につく姿を
微笑ましく見かけます。

スーパーでも、抱っこ紐で
子どもを抱えて
買い物をしている男性が
増えてきたようです。

これは素敵なことです。
子どもからしたら、
イクメンである父親との
思い出が増えます
し、
育児の負担を
夫婦でシェアする
のは、
ダブルインカムにとって
必要不可欠ですから。


そんな働くパパとママに
おすすめしたいMANGAです。

「うさぎドロップ」。



これを読めば、
缶に入ったドロップを舐めるように、
甘酸っぱい記憶までも、
呼び起こしてくれるでしょう。
(5分くらいで読めます。)


✢うさぎドロップ



(一部ネタバレ含みます。ご注意下さい)
↓ ↓ ↓


案外、この世界も悪いもんじゃないって、りん、君はしっているかい――?
祖父の訃報を聞いてかけつけた、ダイキチが出会った見知らぬ女の子、りん。
小さな彼女はなんと祖父の隠し子! りんと暮らすことを決意したダイキチの手さぐりの子育てがいま始まる――! 
6歳児と独身30男が繰り広げる、なごみ系ちぐはぐ☆LIFE。

amazon 本の紹介より


〈主な登場人物〉



✢二人が出会った日



放っておけなかった。


祖父の息子、娘(ダイキチの母)たちは、
祖父の隠し子を忌むべき存在のように
避けていました。


ダイキチは義侠心から、
小さな女の子を
かくまってやる気持ちで声を掛けます。


目と目が合い、
お互いを信じました。


そして二人の長い旅が始まります。


***



うさぎドロップ」の良さ。まず、
全く子育てを知らない30歳の男性が、
身寄りを失くした女の子を育てる
とは、どういうことなのかを
テンポ良く描写していきます。



「育てる」=生活のすべてを引き受けることなんだよ、とわかりやすく
見せてくれるのです。



園の選択だけでも難しい。
保育時間と勤務時間、さらには
保育料の調整
で悩み、
自分が職種を異動することで
やっと折り合いをつけます。


確かに、保育士の労働時間や給与の
問題はあるかと思いますが、
このあたり何とか国の援助も
欲しいところです。
(元ハローワーク勤務)

✢朝のお見送り


いつも通りに起きようとして…


こうなる!!


お子様を送迎した経験のある方は
身に覚えがあるでしょう。
とにかく子育ては想定外のことばかり起こります。
家を出てしばらくしたら
「トイレに行きたい」と言われたり。
我慢してほしくても無理で、
また家に戻ったり。
園の規則と就業時間の板ばさみで、
冷や汗をかくのはありがちでは
ないでしょうか。


少しでも温もりを残したくて。


りんは次第にダイキチを
心底から信頼していき、
愛着を形成
します。
そして自分も相手のために
なりたいと願います。


せいいっぱいの言葉。


ぶっきらぼうだけど、
言葉の一つひとつが熱い愛のかたまり。
そんなダイキチと、
愛が知りたくて、迷子になっていた
りん。

この二人の旅は、どこへ行き着くのか?


りんが高校生になるまで、
(途中飛ぶ期間はありますが)
話は続きます。


後半は、賛否両論が巻き起こった
驚きの展開
になります。



ぜひ、見届けてみて下さい。


***



このMANGAには、親子の愛だけでなく
いくつかの
心がキュッとする恋愛エピソードが
あります。



個人的に惹かれたエピソードを
ご紹介します。


✢シングルマザーの恋愛


りんの幼馴染みの男の子、
コウキの母親はシングルマザー。
とても素敵な思いやりのある女性で、
憧れのマドンナ的存在。

ある日、彼女はダイキチに
告白されますが、
シングルマザーならではの
様々な葛藤があり、
表面上はやんわりと断ります。

自分を納得させて…


一人になってから、閉じ込めていた
恋心が噴き出してきます。


幸せになってほしい。


シングルマザーは、
子どもがいる分慎重になるし、
新たな出会いがなかなか無いと
ママ友が嘆いていました。
今どきはどうなのでしょうか。


***

シングルでも、
ステップファミリーでも、
シングルでなくても。

家族というかけがえのない絆を
大切に生きていきたいと思います。


noterの貴方様、
今日はお子様に、
どんな声をかけられますか?



映画版「うさぎドロップ」


***


お読み頂き有難うございました。

スキ、フォロー、コメント、シェアなどが励みになります。

また、次の記事でお会いしましょう!



↓ ↓ ↓

🌟I am a little no+er.🌟



 ♥










 





この記事が参加している募集

これからの家族のかたち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?