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「赤ちゃんって寒がり?暑がり?!」by ゆうこ(ゲストライター)

赤ちゃんのねんね専門家
IPHI乳幼児睡眠コンサルタントのゆうこです!
0歳から5歳までのお子さんの睡眠とママをサポートするアドバイザーをしています。
私自身も3歳の女の子のママです!

敏感タイプの娘のおかげで、赤ちゃんの睡眠に興味を持つようになりました。
うまく寝付けなくてギャンギャンしていたのに
睡眠改善をしたら10分ほどで自力で寝付けるようになりました!私の体験談を交えながら今回は、赤ちゃんの睡眠に重要な「快適な温度・湿度」についてお伝えします!

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産前、私はエアコンが苦手でした。寒いのも苦手だし、体を冷やすことに抵抗がありました。
寝るときは出来るだけエアコンは付けっぱなしにせずに、アイスノンを枕において就寝。
翌朝、顔がテッカテカで起きたり。笑

暑すぎて眠れない夜は1時間タイマーを使用。
27度設定では寒いと感じるので多少暑いけど28度設定で寝ていました。
(今どきのエアコンは0.5度刻みですね!)
そんな私に赤ちゃんが生まれて
(娘は真夏生まれ)エアコンに頼りっぱなしの生活が始まりました。最初はものすごく嫌でした。

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私自身は長袖を着るようにしていましたが
産後しばらくは授乳の時間が長いので
服をめくりあげていると寒い苦笑
それなのに、抱えている赤子はしっとりするくらい汗ばんでいて
特に授乳しているときは頭が汗で濡れるくらい。

『赤ちゃんと自分の快適温度の差に驚き!!!』新生児期は「赤ちゃんを冷やしすぎないように」とアドバイスをもらいます。皮下脂肪も少なく、皮膚も薄いため体の表面から
熱が逃げやすい状態だからです。

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赤ちゃんの手足が冷たいのは、末端の毛細血管を収縮して体内に血液を集めて体温を保持しています。手足が冷たくても、背中やお腹があたたかければ心配は入りません。
「体温調節している証拠!」
一方で、実は、夏場に最も気をつけたいのが
「赤ちゃんが暑すぎること」
赤ちゃんはまだ体温調節機能が未熟なので
体内の熱が体内にこもりやすいのです・・。

赤ちゃんは大人よりも「暑がりな人」だということも忘れてはいけません。
熱のこもりすぎはグズリやギャン泣きを招き、
乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症リスクを高めるなど、命にも関わってきます。
寒すぎても暑すぎても赤ちゃんにとっては「過酷な環境」なので「快適な温度」をキープしてあげることがとても大切です。

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大人にとって耐えられるくらいの暑さでも、赤ちゃんにとっては違います。
快適な室温は《20〜22度》が眠りやすいと言われていて、大人にとっては『肌寒い』、夏場だと『寒い』くらいです。ここまで室温を下げなくてもスヤスヤ寝てくれているなら23〜24度でも問題はないですが泣いていると体温は上がるため意識的に部屋を涼しくしてあげることが大切です!汗ばんだり、何度も起きてしまったりとトラブルがある場合には「涼し目」を意識してあげましょう。

うまく寝入れない赤ちゃんにとって涼しい環境は、眠りに入るための助けになるということを意識しておくことが大切です。実は、涼しい環境はスムーズに眠りに入るためにとても重要で、それは大人にとっても同様。大人の睡眠の質を高める快適な室温は《20度前後》という専門家もいます。ママパパが、赤ちゃんのために寒い環境を「我慢」するのではなくお互いに心地よく過ごせる工夫をしていきましょう!!

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また、蒸し暑さのある日本では湿度が体感温度や不快指数に関係してきます。最適な湿度は、《40〜60%》。エアコンのメーカーのテストによるとエアコンの設定温度22度で湿度が20%と60%の場合、体感温度が19度と21度となり、「2度の差」が見られたそうです。暑がりな我が娘はエアコンの設定温度を21.5度だとスヤスヤ寝てくれて22度に上げると泣いて起きてました。その0.5度の違いでも変化を敏感に感じる子もいるので赤ちゃんのために温度計・湿度計を用意することも大切です!私は温度湿度は肌感覚でなんとかなるだろう、って思ってました。
でも体感温度が全然違うので自分の肌感覚じゃ全く対応できなかったです(苦笑)産後の働かない頭で考えるよりも肌感覚+数字の目安がおすすめです!

次回は、赤ちゃんが安心して眠りにつけるための

「ねんねルーティン」についてお伝えします!
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